ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

パリのガネーシャ祭り

 

語学学校を卒業した、、、はずだ。

 

というのも、学園長のオババ(失礼)に挨拶したら、

「あら、あなた、まだ1週間残ってるわよ!」とのことなのだ。
でも留学斡旋業者からもらった案内と書類だと、8/30(金)までなのだが。

オババ、ここで言い張る。
「あなた、エージェントじゃなくて、マリー(自分、学園長)の言うことを聞きなさいよ!ほら、この記録簿を見て。あなたは24週間分払ってるわよ。ほら、数えてあげるから。」
と言いながら、数回数えてくれる。

でもさあ、書類と違うなんて、おかしくない?


後々、「なんかおかしいよねえ」と先生に書類を見せると、
「でもヒロコ、マリー(学園長)はいつも支払いに関しては厳しい人(支払っていない分出席するとその場で生徒を追い出すような人)だから、黙って来週も来ちゃえば?」
とのこと。


うーん。

でもイマイチお得感がない。


というのも、月・火・木をここ1ヶ月担当している先生の授業がイマイチなのだ。
生徒に話させることを基本にして、フランス語を間違えても訂正してくれない。
テストの回答も、フランス語作文の回答も返してくれない。
「今日各グループで話し合ったことは来週発表するからね!」と言っていて、忘れていることもある。

平日午後の3時間が無駄になっている感があるのだ。

 

私がファンの先生は水・金授業の担当で、その先生も私と同じタイミングで卒業していった。
学園長のオババがあと1週間あると言っても、

うーん、

行かないかなあ。

 

 


今日はMeet Upの「ガネーシャ祭り&インドのスナック食べ歩き」に参加してきた。
ガイドはオーストラリア・イギリス・イスラエルにルーツがあるデービッド。
どうやら親戚にインド人(?インドに住み着いた人?)もいるらしい。

 

Strasbourg Saint Denisの駅に近いKFC前に集合して、インドとフランスの貿易の歴史やそのゆかりの地を歩く。


インド人以外に、パキスタン人(「インド人が営んでいた飲食店で働き、今では数の上でインド人を駆逐する勢いに」)、バングラデッシュ人、スリランカ人が住み着いたり、飲食店を営むエリアもあるらしく、それぞれ教えてくれる。

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↑パリにインド人が住み着いた時に一番最初に栄えた通りらしい。廃れた商店街感あふれている。

 

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↑インドとか関係なしに、このサンドイッチ屋さんは美味しいとのことで。

 

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↑このお店では5ユーロでインド定食が食べれるらしい。安っ!

 

ガネーシャ祭りは歴史的には「イギリスの支配に抵抗したいが政治的デモを禁止されていたインド人」が「デモじゃなくてお祭りだから」と言って始めたものだそう。今ではインド人にとっては新年を意味するお祭りらしい。

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とにかく人!人!人!

小田急線や東西線の朝の通勤ラッシュも顔負け。

何せ通勤ラッシュの車両の中を移動するような勢いの混雑具合。

 

デービッドが人をかき分けかき分け、インド菓子(粉、砂糖、ギー)、ロティ(ナンみたいなやつ)を買ってくれる。

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日本のお供え菓子みたいなルックスと重さ。

 

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↑ロティにつけるソース、というか、ソフトふりかけ的なやつ。

 

 

ツアー後はインドレストランでラッシーで一息。


デービッドの歴史の知識は目を見張るものがあるが、今回も(前回はパリ郊外のカジノ・スパ観光地でジャズフェス)全体的にリラックス感溢れるゆるーいツアーだった。モヤさまに世界史の知識をつけたような感じだ。

12:00 - 16:00のガイドで18ユーロ。

このデービッドのツアー、私は好きなので、チップの意味も合わせて20ユーロ紙幣で払い、お釣りは受け取らなかったけれど、あんまり喜んでなかったな。

喜びが顔に出ないタイプか。今度は料金ぴったりでいいか。

 

 


家に帰ってきて、1ヶ月ほど放置していた家計簿をつけた。
ここ数ヶ月引きこもってたこともあってお金をあまり使っていなかったけれど、なぜか会社員時代に1年だけ契約したはずのプライオリティパスが更新されていて、35000円程引かれている。

どーゆーことだ!


ビザ更新の時に日本の口座からフランスの口座に資金移動した分も、アプリ上「支出」の項目にカウントされていて、かなりお金を失っているように見える。

これだと、あと半年このままの生活を進めると口座残高ゼロだな、、、うへえ。

 

 


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