ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

ジュエリー学校の最初の1週間終了

ジュエリー学校の最初の1週間が終わった。


長かった!
最強に疲れた。

 

悟り世代の台湾人女子(仮に「ショフェンちゃん」としておく)によると、
「全てのことに興味を持てば1週間は早いよ〜!私なんか、この1週間早く過ぎたなーって思ったよ!」
とのこと。

 

はいはい、十分に興味を持っていませんでたねえ。すみませんでしたねえっ!

と、24歳女子に逆ギレしても仕方ない。

 

午後から3時間のフランス語の授業@語学学校に慣れてしまった私に、9:00 - 17:00の学校のスケジュールは非常にキツイ。


そして週3日は5階の教室。
「エレベーターは教職員と外部のお客様向け」とのことで、生徒は階段を強制されている。
フランス語では一階は「レ・ドウ・ショセ」と言い、日本でいう二階がフランスの一階なので(ややこしい)、実質6階まで登ることになる。


これが地獄。
教室に着くまで息が切れ、体は汗でビショビショになっている。


月曜日の授業は前回のブログ通り、塗り絵。

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火曜日の授業は粘土。

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水曜日は糸鋸。

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木曜日は数学(デッサンの授業で、コンパス多発)。


金曜日は糸鋸。

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ということで、なんだか美術と技術の授業を足したかのようなラインナップ。


しかも、先生たち、教師というよりかは職人気質なのか、今後のカリキュラムを教えてくれない。


かろうじて木の先生が美術史の授業の際に、「11 の時代区分(古代、エジプト、中世、ルイ14世時代、などなど)を、時代をたどってやっていくよ」と予告してくれた。
この先生は確かデッサンの授業の時も「来週は多面的な図形の書き方、その次は〜」と最初の5回くらいの展望は教えてくれた。

 

そのほかの先生は今後何を教えてくれるか、全く情報をくれなかった。


- その科目がなぜ存在するのか

- 今後ジュエリー関係の仕事をするとしたらどんなシーンで役に立つのか

- 仕事では実際どのような場面で使われる技術なのか

- 国家資格試験ではどこが要になるのか

などなどの情報も、もちろん皆無。


「とりあえず、絵の具/蜜ろう粘土/金属板と糸鋸、を手にとって課題をやってみろ」という無茶振り授業。
良く言えば「とりあえず生徒にやらせた上で、できていないところを教えたり、質問に答える」スタイル。
日本の授業とのギャップを感じる。


日本の美術や技術の授業でも、さすがにやり方は教えてくれたような気がする。
こういうざっくり感満載の授業を体験すると、自分が日本人であることを実感する。
毎日毎日、
「ちょっと!ちゃんと教えてくれよ!やり方分かんねえよ!」
と逆ギレしそうになった。


火・水・木の先生は外国人である私と台湾人のショフェンに対し、
「わからなかったら何度でも聞いてくれていいからね!」
と言ってくれた。

月の先生も、
「分からなかったら聞くんだぞ」
とみんなに念を押していた。


金曜日の先生はぶっきらぼうなオヤジで、質問しても一言二言で回答するだけ。
金属板をのすような機械が今日出てきたので、
「何のために使うんですか?」
と聞いたら、(手で)「凸凹を直す」的なジェスチャーをされた。

それくらい、さすがに分かるし!

 

まあ、私の質問もざっくりしすぎたのかもしれない。
でも、細かく説明するフランス語力はまだない。

 

っていうか、フランス語だけの授業を7割分かるだけでも、褒めて欲しい。
と逆ギレしたくなる。
・・・

待てよ、このオヤジさんの授業だけは全く聞き取れていないんだった!
ボソボソっと早口で喋るので、何がなんだか分からないし、質問しても簡単な単語で言い換えてくれたりはしない。


なんて不親切なんだ!

 

ということで、今日は分からないことだらけ。
先生が別のクラスの生徒や、仲間の先生と話し込んでいることをいいことに、ネットで情報を調べたりしていた。
が、それでも、例えば「コンパスで描いたお花」が自分で描けない。
それっぽいのはネットに出てきたけれど、ピンタレスト上の画像だけしかなかったりで、やり方は出てこない。
「こういうのが得意な相方に聞こう!」と今日お休みの相方にLineするも、気がついてもらえない。
Line通話のワン切りしたけれど、ダメみたい。
隣のショフェンに「どうやるのかな?」と英語で聞いてみたが、気がついてもらえなかった。
イライラしながらネットで調べたり、自分で円を描いてみたりしてもやっぱりよくわからない。


授業終了15分前に、何を思ったのかショフェンが
「そのお花の描き方はわかるよ〜」
とざっくり教えてくれる。

 

なんだよ、もっと早く言ってよ。
と、ひねくれたくなる。

 

 

かれこれ1週間が終わった。

 

これだけ何も教えてもらえないと、本当に一年で基礎が身につくかすらも怪しい。


ちょっと糸鋸で切った線が歪んだり、ちょっと絵の具がイラストの線からはみ出るだけで「汚い」と言われたことで、製菓学校コルドンブルー時代を思い出してしまった。
あの時もケーキのデコレーションが汚いとか言われたっけ。
やってもやっても上達しないし、うまくいかないところばかり目について、ケーキを作るのが嫌になってしまう。
相方には、
「じゃあ、できなかったからパティシエが嫌になっちゃったってわけ?」
と突っ込まれたが、それだけじゃない。


何度やっても十分にならない状態は、どうもギリシャ神話の「シーシュポスの岩(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シーシュポス)」を思いこさせる。

神からシーシュポスに与えられた罰は、巨大な岩を山頂まで運ぶこと(絵画では、シーシュポスは頭の上に岩を掲げた状態で描かれる)。
山頂手前まで来ると、岩はその重みで転がり落ちる。
シーシュポスは永遠に岩を山頂まで運び続ける。

 

自分の作品が何であれ、とにかく完璧な状態にしようと時間をかける(しかし絶対に完璧にはならない)のは、このシーシュポス状態だと思えてならない。

コルドンブルーで「シーシュポス状態」があれだけ嫌だったのに、何故、同じ職人の世界であるジュエリーに関わっちゃったのか、と自分を責めた。

 

でも、そもそもの思考は、

 

相方のフランス行きが決まる

フランスで仕事探す

仕事みつからない

(人に話を聞いた後)ビザを取りやすい語学学校の学生でビザをとることにする。

(留学エージェントとの相談で)へえ、趣味の留学もできるのか。ふーん。おっ、ジュエリー学校っていうのもあるぞ。面白そう。アクセサリー好きだし。

国家資格も取れるらしい。これ、かっこいいじゃん。インターンとかあったら、卒業後仕事もみつかるかな?

(来仏後)「フランスで就職するなら、何かしらの学校の卒業証書が必要」と聞いた。ジュエリー学校でバッチリじゃん。

(来仏後)「フランスで就職するなら、国家資格持っているのは有利」と聞いた。ジュエリー学校でバッチリじゃん。

就職したらビザ、就労ビザで更新できるじゃん。

 

という思考だったのである。

 

最終的に

- 自分のやってみたいことと
- 自分のフランスでの仕事になりうること
- 自分のフランスでのビザ

が重なったのだ。

 

 

しかし、この「やってみなはれ」→「放置」スタイルの学校の授業でどこまで自分が成長できるのか。
私は徹底的に情報を知って、物事の仕組みを知らないと理解できないタイプなのだ。
「とりあえずやってみる」方法で、社会人初年度〜2年目でどれだけ失敗したことか。

 

社会人の暗黙のルールを知らないせいで、先輩・上司に叱られまくった。
1時間半教室に閉じ込められて叱られたこともあるし、
「明日からもう来なくていい」
「お前は考える力がない」
と言われたことも。
思い出したくもない。
よく鬱にならなかったものだ。
でも、事前に社会人のルールを知っていれば、そこで失敗することはない=仕事の学びの障害はない=早く成長できる。


私は「知は力なり」を本気で信じている。
教えてもらえれば/知っていれば、それだけ早く効率よく成長できる。
右も左も何も知らない状態で、改善方法や、次の打つ手を考えられるものか。

「知らない状態」が自分の限界を早い段階で作ってしまう。
あとはもう、自分が目の前の問題や質問に気がつくのを待つしかない。
それ自体、自分の限界との戦いだ。それが必要な時もあるんだろうけれど、初心者にはその限界は必要ない。
最初の小さなハードルが、練習するごとにどんどん勝手に高くなって、超えられなくなるぐらいなら、そのハードルはない方がいい。

 

それに、せっかく経験豊富な先生がいて、授業料を払っているんだから、教えてくれるべきなのでは。

 

この学校に通っていても、何も身に付かない!

 

と、愚痴ばかりになってしまったのだが、要は、控えめに言えば、フランスでの将来の仕事に暗雲が立ち込めた状況だ。
大げさに言えば、人生の危機だ。

 

「パティシエの夢を諦めた時にやった、開店した場合の売り上げ予想とか利益とか、ジュエリーの場合もやってみたの?「将来の仕事にする」とか言って、見通したてないで決めたの?」
「検討が甘かったのでは」

「そもそも、面白そうだからと軽い気持ちで始めたんだから、こうなっても仕方ないよね」

と相方に言われ、何も言えない。

 


でもとにかく今はこれを叫びたい。

 

一年120万円の授業料、返せ!!

 

 

 

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ジュエリー学校初日終了!

ジュエリー学校初日が終了した。

 

お世話になっているパリ在住日本人の方々より、学校でフランス人の若い女の子からいじめられた話を聞いていたので、相当怯えていた。

やっぱ若い子は容赦ないから怖いよな。


本日なんと朝8:00からオリエンテーション
会場に40人以上生徒がいたので、ビビる。
が、なぜか良い予感がする。

あれ、意外に大人だらけじゃん!?


そして無事、グループ分けで大人のクラスに配属された!
22歳〜56歳の12人グループ。
自己紹介によると、社会人経験のある人が大半。
もうこれだけでも嬉しい!

 

しかし、見事に自己紹介でスベってしまう。

カタコトのフランス語で笑いを取ろうと、

「ジュエリー学校への入学動機ですか?それはですね、ビールをみなさんと一杯やらないと話せないくらい長い話なんですが」

とノリノリで言ってみた。

クラス内、先生を含め誰も笑わない。

にこりともしない。

 

ええええーお酒ネタ、ダメ?

 

ここから一気に緊張してしまい、手が震えてきてしまう。

フランス語がカタコトだからか?

そんなに面白くないか?

おまけに、フランス語に「よろしくお願いします」の表現はないのに、どうしても言わないと落ち着かなくて、でも似た表現に変えられず、まごまご。

話にオチがつかない。

おいおい。。。

 

 

クラスでの外国人は、私と台湾人の23歳女子のみ。
その子は英語を話すことが発覚。
2人で「あーよかった!話せる人がいた!」と2人で喜ぶ。
ベラベラ雑談しながらランチ。


この子、面白い経歴の持ち主。
両親は台湾で半導体の工場のオーナー。
お兄さんは公務員として学校で働いている。
本人はグラフィックデザインを大学で学んだ後、教授の勧めでフランスに来た。
台湾でガリガリ働く両親と、働きすぎる自国文化に触れて、絶対に台湾では働きたくないと思っている。


初めての彼氏はフランス人。英語でやりとりしていた。
今の彼氏はロシア人。英語とフランス語でやりとりしており、ロシア語を勉強しているそうだ。
「ロシア語は難しいらしいから勉強したい」とのたまった友達がいるらしく、尊敬しているようだ。


この23歳台湾人女子、「精神年齢が低い人とは付き合えない」とのこと。

自分の周りの台湾人に幼い人が多かったから、台湾人とは付き合ったことがない、そうで、、、


うーん、これが悟り世代なのかな。

 

自分も大学生の頃は生意気だったけれど(今も生意気だけど)、こんなサバサバしていたかな。

こんな人間・世界に対して分かったような口をきいていたかな?


「人間は年齢じゃない」とずっと思ってきたけれど、10歳年下との会話に違和感を感じ、

「やっぱ若者って馬鹿者だよね」

とチラッと思ってしまうのは、やっぱ歳を取ったってこと?
もしくは私の頭が固くなったか。

 

どっちもだろう。

 

「今時の若者は〜!」なんて言いたくないと思っていたけれど、チラリとそう思ってしまったのは老いなのか。

 

また、私の親戚が歳を取るたびにどんどん価値観が狭くなっていって、自分の意見に凝り固まっていくのを見ていて、
「私が歳を取った時は、ああはなりたくないな」
なんて思っていたけれど、多少仕方ないのだろうか。

 

「いや、歳を取って経験を重ねるごとに賢くなって、同時に色んな価値観を受け入れられるようになりたい。
頑張ろう。

 

今日は一日、フレデリック先生の元で「塗り絵講座」。
え!?

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どうやら話を聞いていると、最終的に、今後職場でお客様?上司?にジュエリーのデザインを提案する際のイラストを綺麗に描けるようになるためらしい。

 

アクリラガッシュをパレットに出して(って懐かしい!中学生時代を思い出す)、ひたすら枠内を塗っていく。
これが奥が深い。
線からはみ出てしまうのはもちろんのこと、筆のタッチが残ってはダメ。

絵の具を筆につけすぎても紙の上で伸びないので、絵の具を墨汁くらいとかないとダメ。

でも絵の具が薄くなればなるほど、水分のせいで水たまりができたりして、筆のタッチは画面に残りやすくなってしまう。

うーん悩ましい。

 


私は細かい作業は苦手。
アート関連の勉強や仕事をしたことのない人はクラスの中でフランス人のおばさま、おじさまと私の3人だけ。

それ以外の人は涼しい顔で塗り絵をしている。


それにしても一つの練習問題に、みんな時間をかけている。
私はとうのとっくに終わっている。

いや、自慢ではない。

早くても私の作品の仕上がりが汚いのは分かってる。
私はどんどん数をこなして上手くなりたいのだ。
だから、今の私の作品を見ないで、あと数枚練習用紙をください、先生。

 

午後は塗り絵は塗り絵でも、グラデーションを作る練習。
先生は簡単そうにやるのだが、実際はこれ超難しい。
両脇から2色を塗って、真ん中で色を混ぜる。

なぜかグラデーションにならず、悶々とする。

周りはできているように見える。

質問すれば先生は答えてくれるが、自分が作った見本を回してはくれない。

自分のやっているのが正解でないのは分かるけれど、どうやったらいいかさっぱりわからない。

どうやらフレデリック先生、生徒にやらせて覚えさせるタイプのようで。

でも私はもっと説明してもらいたいのです、先生。

 

 

今日はこれにて終了。

 

 

一日フランス語の授業だったが、幸い7割は分かった。
しかし、こぼれた3割に細かい作業指示や、何故その動作をやるか、というような重要なポイントが入っているような気がしてならない。


頑張れ、自分の脳。

 

家に帰って夕食食べたらヘトヘト。
学校のポータルサイトにログインするよう言われてたけど、睡魔が襲ってきた。


もう寝よう。

 


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パリのガネーシャ祭り

 

語学学校を卒業した、、、はずだ。

 

というのも、学園長のオババ(失礼)に挨拶したら、

「あら、あなた、まだ1週間残ってるわよ!」とのことなのだ。
でも留学斡旋業者からもらった案内と書類だと、8/30(金)までなのだが。

オババ、ここで言い張る。
「あなた、エージェントじゃなくて、マリー(自分、学園長)の言うことを聞きなさいよ!ほら、この記録簿を見て。あなたは24週間分払ってるわよ。ほら、数えてあげるから。」
と言いながら、数回数えてくれる。

でもさあ、書類と違うなんて、おかしくない?


後々、「なんかおかしいよねえ」と先生に書類を見せると、
「でもヒロコ、マリー(学園長)はいつも支払いに関しては厳しい人(支払っていない分出席するとその場で生徒を追い出すような人)だから、黙って来週も来ちゃえば?」
とのこと。


うーん。

でもイマイチお得感がない。


というのも、月・火・木をここ1ヶ月担当している先生の授業がイマイチなのだ。
生徒に話させることを基本にして、フランス語を間違えても訂正してくれない。
テストの回答も、フランス語作文の回答も返してくれない。
「今日各グループで話し合ったことは来週発表するからね!」と言っていて、忘れていることもある。

平日午後の3時間が無駄になっている感があるのだ。

 

私がファンの先生は水・金授業の担当で、その先生も私と同じタイミングで卒業していった。
学園長のオババがあと1週間あると言っても、

うーん、

行かないかなあ。

 

 


今日はMeet Upの「ガネーシャ祭り&インドのスナック食べ歩き」に参加してきた。
ガイドはオーストラリア・イギリス・イスラエルにルーツがあるデービッド。
どうやら親戚にインド人(?インドに住み着いた人?)もいるらしい。

 

Strasbourg Saint Denisの駅に近いKFC前に集合して、インドとフランスの貿易の歴史やそのゆかりの地を歩く。


インド人以外に、パキスタン人(「インド人が営んでいた飲食店で働き、今では数の上でインド人を駆逐する勢いに」)、バングラデッシュ人、スリランカ人が住み着いたり、飲食店を営むエリアもあるらしく、それぞれ教えてくれる。

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↑パリにインド人が住み着いた時に一番最初に栄えた通りらしい。廃れた商店街感あふれている。

 

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↑インドとか関係なしに、このサンドイッチ屋さんは美味しいとのことで。

 

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↑このお店では5ユーロでインド定食が食べれるらしい。安っ!

 

ガネーシャ祭りは歴史的には「イギリスの支配に抵抗したいが政治的デモを禁止されていたインド人」が「デモじゃなくてお祭りだから」と言って始めたものだそう。今ではインド人にとっては新年を意味するお祭りらしい。

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とにかく人!人!人!

小田急線や東西線の朝の通勤ラッシュも顔負け。

何せ通勤ラッシュの車両の中を移動するような勢いの混雑具合。

 

デービッドが人をかき分けかき分け、インド菓子(粉、砂糖、ギー)、ロティ(ナンみたいなやつ)を買ってくれる。

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日本のお供え菓子みたいなルックスと重さ。

 

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↑ロティにつけるソース、というか、ソフトふりかけ的なやつ。

 

 

ツアー後はインドレストランでラッシーで一息。


デービッドの歴史の知識は目を見張るものがあるが、今回も(前回はパリ郊外のカジノ・スパ観光地でジャズフェス)全体的にリラックス感溢れるゆるーいツアーだった。モヤさまに世界史の知識をつけたような感じだ。

12:00 - 16:00のガイドで18ユーロ。

このデービッドのツアー、私は好きなので、チップの意味も合わせて20ユーロ紙幣で払い、お釣りは受け取らなかったけれど、あんまり喜んでなかったな。

喜びが顔に出ないタイプか。今度は料金ぴったりでいいか。

 

 


家に帰ってきて、1ヶ月ほど放置していた家計簿をつけた。
ここ数ヶ月引きこもってたこともあってお金をあまり使っていなかったけれど、なぜか会社員時代に1年だけ契約したはずのプライオリティパスが更新されていて、35000円程引かれている。

どーゆーことだ!


ビザ更新の時に日本の口座からフランスの口座に資金移動した分も、アプリ上「支出」の項目にカウントされていて、かなりお金を失っているように見える。

これだと、あと半年このままの生活を進めると口座残高ゼロだな、、、うへえ。

 

 


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語学学校が終わる!

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前回のブログ更新から1ヶ月が経っていた!


 このブログのそもそもの意義は、西洋化されてる日本人の私がパリのキラキラしてないリアルな生活をネット上の読者の方々に伝えることと、自分の気持ちの変化に気が付けるようにすること。
あまり時間が空くのは理想的でない。

 

 ここ1ヶ月で色々あった。
 フランス語のクラスがA2からB1になった(初級から中級へ)。

 初級クラスであるA2クラスの人数が少なくなったので、B1(中級)に合流というだけ(学校側の人数調整)なのだが、レベルがちょっと上がり、クラスの生徒はフランス語がペラペラだ。

 

ちなみにフランス語力のレベルは、私の感覚で言うと下記のレベル分けがされている。
A1(基礎)
A2(初級)
B1(中級)
B2(中の上) このレベルになると、フランスで仕事に就けるようになるらしい。

C1(上級)
C2(オタクレベル) フランス人でも到達が難しいレベルらしい。

 

 不満なのはB1クラスの先生が、会話重視でミスを指摘してくれないこと。
 同じクラスでカミーラ・カベーヨ(歌手)みたいな可愛いメキシコ人の女の子がいて、不満そうな顔をしていたので、「このクラス好き?」と聞いてみると「私は喋りは得意だから、文法訂正してほしい」と言っていた。
「ごもっとも。私もそう思っていたとこだよ!」と強く同意。

 

 授業後、英語で2人で不満を言っていたら、実は教室外にその先生がいて、ドキっとした。
「英語が聞こえたぞー!(ニヤリ)」と言われ、動揺するカミーラ。
「ごめんなさい、フランス語学校で英語を使って!」と謝罪するカミーラ。

 
 そーゆーこと?
 私たちの授業への不満は聞こえてなかった?


 一緒にいた19才のジンバブエ出身の女の子が
「先生が生徒の言うことに耳を傾けてくれそうなら、一度言ってみればいいのに」と呟いていた。
 ごもっともですね。

 

 私が人事で働いていた時、私の上司や人事同僚が、上司や同僚に不満を持った社員にそんな感じのことをアドバイスしていた気がする。
「一度あなたが感じていることをフィードバックしてみたらどうですか」
言うは易し、行うは難し。

 

 先生、当てつけるつもりはありませんでした。ごめんなさい。

 

 そんな語学学校も来週が最後。
 だんだん緊張してきた。

 

来月9月から始まるジュエリー学校は、私の勝手にイメージしていた大人向けの趣味の学校ではなく、いわゆる職業高らしい。
ええええええええ
高校生と一緒に勉強することになるの?

 

 パリ在住の日本人女性たちより、フランス人学生にしょうもない理由でしつこくいじめられた話を散々聞いており、ものすごーく不安。
 まあ、仮にいじめられたとしても、10歳以上年下の未熟者が加害者なら、被害者のこっちが大人になるしかないのだけど、、、でも、いじめとか、不快なことはなるべく避けたい。
 これ以上、フランスへの印象を悪くしたくない。

 

 あと、不満ばかりを語ると不幸を引き寄せるようなものなので、なるべくやりたくない。
 でも、ものすごく不安だー!

 

 そして、私のフランス語力ではフランス人に何か言われても太刀打ちできない!
 いざとなったら、大阪弁でキレるか?
 エセでもフランス人は気がつかないかもしれないし?
「変な日本人のオバサン」と思われて、近づかれなければ問題解決だよね。

 

 もしくは英語でキレてやろうか。
 フランス人は英語コンプレックスが日本人より強いので、火に油かもしれないけれど。
 ああああああー


 不安になって、ネット上で「フランスでジュエリー学校」と検索すると、日本ですでにデザイナーをやっている女性がフランスでスキルアップを目指して通った話がでていた。

彼女いわく

「1年学校に通ったくらいじゃ、一人前になれない」そうで。
 そりゃそうですよね。
 

 でも、学校を卒業した後は、それ関連で就職し、ビザを取る、と言う目論見があって。
 私のフランスでの就労ビザがかかっているんですけど!
 意気消沈。
 泣きっ面に蜂。

 

 


 生涯学習化している英語については、今、旅行記を書いている。
「8月末までに一通りネイティブからフィードバックをもらい、

「どーだ!フランスでニートやりながら5ヶ月で一冊英語本を完成させたぞ!」

と自己満に浸る」


という目標だったのだが、なかなか進まない。

 

 アドバイスを取り入れれば取り入れるほど、書くのに時間がかかる。
 英語でブログもやってみているのだが、フランスに住み始めたころは1時間で書き終えるところを、今は3時間かかっている。

 

 何事も新しいことは時間がかかる。
 ここが踏ん張りどころか。

 

 

お題「空の写真」/ 諸行無常のパリ

今週のお題「空の写真」

 

パリの日差しは半端なく強い。
下の写真はビザ更新をした機関の建物だが、この朝日の差し方を見よ!キパーンという音が聞こえてきそうだ。

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この写真は、「パリの熱海」(と勝手に私が呼んでいる)アンギャン・レヴァンという町の湖。この日の空も雲があるものの、絶好調だった。

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天気が良いのは良いことだ!
でも、私は変人に見えるのを覚悟でアームカバーに帽子だ。

 

日傘を差している人が皆無なので、さすがに日傘は差さないけれど、数日間、日焼け止めだけで外出していたら腕がヒリヒリ、ジンジンと痛くなった。夜はかあっと熱をもって軽く火傷状態。

 

数年前に日光アレルギーになったので、フランスの日差しは大敵。周りに馴染みたかったので服装は気にしていたけれど、所詮、アジア人の顔をしている時点で、地元の人じゃないことはバレバレだろう(最近はフランスで生まれてフランス人のアジア系ももちろんいるみたいだけど)。そう思ったらふっきれた。思いっきり外国人を楽しむことにした。

パリのど真ん中で、農家のオバさんの格好だが、気にしない(もちろんサンダルは履かずスニーカーだ)。

 

 

ところで、エアコンなしでオーブン210度ばりの灼熱地獄でも、フランス人はカフェテラスでランチしたり飲んだりしている。

ここまでくると根性じゃないか。

「冬は本当に1日短いし、暗いからね。今、思いっきり楽しんでいるんだよ。」とは夫の言葉。

 

夫がパリに来たのは2月。
確かに当時夫がLINEで送ってきた写真では、晴れている昼間でも雨が降っているかのような曇り空だった。路上に誰もいなかったし、夫が出勤する朝7:00頃は夜中のように真っ暗だった。
こんな暗いとこに引っ越すのか!?
と気分が暗くなったことも。


今日の気温は40度。エアコンなし。
でもカフェ店内ではなく、テラスで食べている人も普通にいた。
これでも太陽が好きか、フランス人よ?
体内温度調整機能、壊れていないか?
普通に厳しい暑さだぞ?

 

「あああ!マックはエアコンある!」

とか言っているのは外国人だけである。

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人には無頓着だった私が、月・火のフランス語の先生ダイアンがもう授業をやらないことを知って落ち込んでしまった。

ダイアンの授業自体は全く面白くない(ごめんなさい)。

 

水・金の授業を新しく始めたジェニファー(ジェニファー・ローレンスに激似で即効ファンになってしまった)のほうが、授業内容に外国人があまり知らないようなフランス文学作品や仏語作文を取り入れたりして、オリジナリティ溢れている。本人は文学や言語学が大好きで、授業をしていても楽しそうだ(たまに難しくてウトウトしてしまったりするけれど)。フランス語を使うだけでなく、知的好奇心も満たされるような授業で大満足。


それに比べてダイアンの授業はただテキストに従うだけ。テキストを使わないときは別の機会で使ったかのようなテキストのコピーか、もしくは昔々の映画の一部を見せてリスニング強化か。とにかく型にはまってる。新しいことは何もない。

しかも、二児の母?だからか、大学生の年齢の子はもちろん、30代の私も幼稚園児扱いだ。

もちろんフランス語が話せないんだから、仕方ないかもしれないけれど、、、

しかも、生徒がミスるとクスクス笑ってたりする!おいおい。

 

それでダイアンの授業には文句タラタラで、どうにかならないかなーと思っていた。
そして今日、ダイアンが担当から外れたのを知ったのである。

 

語学学校は毎週月曜日に新しい生徒が入ってきて、1週間単位で授業を受けられる。

それで、短期で辞める生徒もいれば、1年以上通う生徒もいる。

私が入ったレベル2のクラスは、多い時で9人くらいいたのが、私とクラシック歌手を目指している韓国人女子だけになってしまったらしい。

今日のダイアンの話によると、レベル2のクラスは今日時点でその2人だけなので、ダイアンのクラスは成立せず、来週から一つ上のクラスに合流することになった、とのこと。

 


20代後半から上の年齢の生徒はあらかじめ「今週が最後の授業です」と先生に告げる。

先生も金曜日になると「◯◯さんは今日が最後よ」とみんなの前で伝え、生徒各々別れの挨拶をする。それが慣習だった。

だが、大学生の年齢の生徒は、そもそも先生に授業最終日を伝えているか不明。

みんな普段から結構授業を休んだりするので、いつのまにかクラスから永遠にいなくなっているパターンが多い(中国人、韓国人の学生コミュニティー内では共有されているのだろう)。

また、最後の授業の挨拶を儀式化してくれていたヒラリー先生も、6月末で退職していた(ジェニファーが新しい先生だ)。


よって、何がなんだがわからないまま、ここ数週間は別の一つ上のクラスと一緒に授業を受けていた。

でもダイアンが2クラス合同授業の先生だったから、違和感はなかった。

 

 

別の先生に教わるのと、レベルが上がるのは楽しみだが、すごく寂しい。

 

ダイアンの授業を家であんなにこき下ろしていたのに、いざダイアンが先生じゃなくなるとなると寂しいと言い出すなんて身勝手だ。

だが、胸が痛くなるほどキリキリと悲しい気持ちで家に帰ってきた。

 

本当にパリは人の出入りが激しい。


語学学校の先生はこんな感じでやたらと変わるし。
外国人と友達を作っても、数ヶ月・数年で自国に帰ってしまう。


最近、フェースブックの外国人グループの女の子にランチに誘ってもらった。

その子も雑談中に
「パリなんて、ずっといるところじゃないもんね!」と言っていた。
私が唖然としていると
「まあ、ずっとパリに住むケースもあるんだろうけど、人生何が起こるかわからないじゃん?」
とのことである。

 

ごもっともである。

 

パリにいると諸行無常感が強くて、時に落ち込むくらい寂しい時がある。

 

いつからこんな田舎のオババみたいな思考になったんだろう。


まあ、どっちかというと、「みんなに置いていかれるよお!ひとりぼっちだよお!」と心の中で泣き叫んでいる、甘ったれの幼稚園児か。

 

日本にいる時は、仕事以外で変化がなさすぎて、つまらないくらいに思っていた(仕事は嫌になるほど変化だらけだった)。

元来「環境変化大好き!」な性格のはずなのに、何が起こったんだ。
悲しみと寂しさにくれながら、帰り道、無意識に
「(パリで)ずっと変わらない、安心できるものはないのか」
と考えていた。

古い建物や町並みだけがずっと変わらないのかもしれない。

 

少なくとも私のような外国人にはパリは変化が激しい環境のようだ。

 

最近、私の中でしっくりきているイメージは

「パリは宿場町」

というものだ。
短期客から長期客までいるけれど、みんなにとってパリは経過地。

別に行き先があるのだ。

 

私の行き先はどこなんだ?

 

————————————-


気がつかないうちに、知らない人に親近感を抱いていることがある。


以前、パリのアパートのベッドが良すぎて、朝なかなか起きれないと書いたことがあった。
最近は周りの物音で起きる。

 

パリのアパート全部がそうかは分からないが、私の住んでいるような古いアパートは防音性がゼロだ。

部屋にエアコンがないため、窓を常に開けている。
一階に住んでいるのだが、その寝室は中庭に面している。中庭で人が夜中に雑談していたりすると丸聞こえだ。

先週、深夜1:30ごろにセックスしている声が聞こえて起こされた(私は耳栓をして寝ているのに!)。

しかも、お尻の脂肪(か、太もも)がたぷんたぷん揺れている音まで聞こえた(想像したくない)。

しかも、2日間続いた。

最悪だった。

 

通りを歩いていたら、うちと似たようなアパートの一階の部屋からラテン系のノリノリの音楽が大音量で聴こえてきたことがあった。
ってことは私の部屋からも音は漏れてるってことだ。

 

とにかく、最近はアパート住民が大抵7:30頃に起きて物音を立て始めるのに気がついて、一緒に起きるようになった。

子供の頃、朝に母や妹が起きる音を聞いて、「もうちょっと、もうちょっと」と思いながら寝ていたのを思い出す。

しかし、今はアパート住民の物音を聞くと「私だけ寝ててもなんだかなー」という気になるのだ。


管理人さんも7:30から仕事を始めるようだ。

一階の部屋なので表通りの音が丸聞こえで、管理人さんが目の前の通りで掃き掃除をしている音はバッチリ聞こえる。

玄関で掃除機をかけている音も聞こえる。

「おっ、今日も仕事してるな!」と親近感がわく。

 


この心理って、近所の人の動きを気にしているウチのおばあちゃんみたいだ、と最近気がついた。
勝手に近所の人とお仲間気分だ。

 

ちなみにこのアパートの住民、他人が通る時は進んでドアを押さえてあげたり、重いものを持ってて玄関のドアを開けるのに苦労していると自分の代わりに開けてくれたりする(おばあさんに開けてもらったことも!)

優しいな。

余計に情が移るわけだ。

 

 

寂しい時はウチのアパート住民と心のなかで繋がればいいか。

 

 


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電車と熱波とベッドとショウジョウバエと

パリには冷房が存在していない。


「ヨーロッパを熱波が襲う」というニュースが数週間前にあったかと思うが、私としては冷房がないのがいけないのではないかと思う。


まあ、その冷房も温暖化に寄与してはいるけれど、、、

 

地下鉄の車内にも冷房がないので、暑い上に酸素が薄い。
駅まで15分歩いて体がポカポカしているタイミングで暑い電車に乗ることになる。

 

最近、電車が空いている時は席に座ることを覚えた。
座ってしまうとスリ予防に油断しそうなので、座っていなかった。

パリに来てそろそろ4ヶ月が経とうとしている今も車内ではリュックを前に抱え、その上で腕を組んでいる。
まだスリにはあっていない。

 

しかし、昼食後に熱い車内で腕を前に組みながら座りKindleなんかを読んでいるとどうなるか。
ウトウトしてしまうのだ!!

 

これはヒマラヤ(?)で遭難している人同士が
「寝るな、寝ると死ぬぞ!」
と声をかけ合う状況と同じだと思う。

 

今、私の貴重品が盗まれてしまったら終わりだ。

働いていないし、ビザは更新中だし。


だからガッチリとリュックにかじりつき、水を飲んで気を散らしてみるのだが、体がポカポカだ。
ユニクロワンピの裾を膝までまくってみるが、かえって太ももの上に生地が集中して暖かい。
目が閉じてくる。
首がガクンと落ちる。
やばいやばい。

 

「すごい眠い」
と夫にLINEしてみるも、LINEするだけでは目覚めない。

 

だからウトウトすると、まっすぐ前を見て私なりのファイティングポーズをとる。
寝てないっすよ!

本当に、大丈夫っすよ!

 

 

 

眠いといえば、アパートのベッドだ。
備え付けのベッドだったので、私が選んだわけではない。
しかし、相当気持ちが良い。
柔らかさと固さのバランスが最高だ。

 

一人暮らしを始めてから、ずっと敷布団の上に寝ていた。
床を感じて寝起きの体が痛いので、夫とマットレスを買う案も出たが、ゲスト用の敷布団も重ねたら多少マシになったので、買わずじまいだった。
フランスへの引っ越しの際の手間も考えたら買わなくてよかったのだが、長時間寝れる環境ではなかった。

 

実家に帰った時も、母が子供達用に用意しているのは敷布団で、体が痛くて仕方ない。

 

大好きなキャンプも、周りの騒音以上に固い地面を感じたり、マットレスと寝袋がずれるのが気になって寝れなかったりする。


しかし、夫の先輩が探してくれたこのパリのアパートのベッドである。
気持ちよすぎて、起きれない。

実は備え付けの枕の高さと固さも絶妙だったりする。

 

働いていないので、せめて早起きして自分で1日にリズムを作ろうと思うのだが、朝7時に起きるなんて、とんでもない。

ベッドと枕のコンビが
「いいじゃん、もうちょっと寝ても。」
と言ってくる。

 

「フランス語の勉強しないと」
「宿題しないと」
「食器を片付けないとショウジョウバエが湧く」
「掃除したいし」
「ブログ書きたいし」
「おやつにケーキ焼かないと」
「その後にNetflixだって見たいだろ」

とやらないといけないこと・やりたいことを頭の中で羅列してみるのだが、

 

「まあまあ、落ち着いて。一息つきなよ。」
と至極全うなことをベッドに言われる。

 


子供の頃、母が毎日、料理、洗濯、掃除、ドラマ鑑賞、料理、のサイクルをそそくさと回していた。

おやつでお茶を飲んで一息ついても、
「さあっ、夕食の準備でもするかな!」
と動き出すのである。

 

祖母は

「本当にウチの子は落ち着かないのよ。座っていることがなくて忙しない!」
と言っていた。
本当にそうだと思う。

 

社会人になって実家に帰って、一緒に京都とかに出かけても、障害者の妹が帰ってくる時間を気にして(仕方ないが)、やりたいこと・行きたい場所をそそくさ回ることになる。
家に帰ったは帰ったで、せっかく母娘一緒にコーヒーとおやつで一息ついているのに、
「あっ、そろそろ◯◯が帰ってくるかしら?」
「さあ、夕食の準備しないとね」
と動き出す。
もう少しゆっくりしても良いのでは。


しかし大人になって私も母のように時間に追われている。

最近どこかで

「忙しくしている時は、何かから逃げようとしている時」

と読んだが、母も私も何から逃げようとしているのか。

 

仕事がなくても時間に追われている。
お陰で、今は毎日休んでいるはずなのに、心が休まらない。
仕事がなくても、やりたいことは多いのだ。
で1日の終わりには「あれも終わらなかった、これも終わらなかった」というふうになってしまう。


だから気持ちが良いベッドでのひと時は大切だ。


あまり(目的がないまま)自分に厳しくしても自分が苦しむだけなので、なるべく気にしないようにしている。

 

仕事をしていない日はダラダラできる夫が羨ましい、、、
ゲームばかりやって、時間がもったいないのでは。

 

って私の母みたいな言い方だな、、、

 

 

・・・・・・・

パリのアパートで大好きなのがベッドだとすれば(ちなみにソファの座り心地も最高だ)、大嫌いなのはショウジョウバエだ。

 

日本でショウジョウバエが湧いたのは、古賀(茨城)にいた時だ。
ゴミ箱の周りを飛ばれてイライラした。

しかし「コバエコナーズ」という虫除けスプレーを発見し、ゴミ箱に吹いていたら多少改善された。

しかしパリには「コバエコナーズ」は存在しない。
窓に吊り下げる虫除けは存在するようなのだが、まだ見つけられていない。

 

キッチンのシンクに汚い食器が溜まっている時にショウジョウバエが飛んでくるのはわかる。
しかし綺麗にしても、今度はキッチン用雑巾の周りを飛ぶ。
イチゴを食べようものならすぐに飛んでくる。
昨夜はサンドイッチを食べようとしていた時に寄ってきた。
料理中もお菓子作り中も、作りかけの材料にはラップをかけないといけない。

 

食器洗い用スポンジの周りを飛ぶ。
生ゴミの周りを飛ぶ。
ゴミ箱の周りを飛ぶ。
洗面所の周りも飛んでる。

 

ネットで調べて塩素に近いものを買った。

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お菓子作りした後は消毒するようにした。
食器洗いスポンジは2日おきくらいに鍋で煮て消毒している。
シンク掃除用スポンジは塩素につけた。
夜にシンクの食器を片付けたり、洗面所を使ったりした後はささっと塩素をまく。

 

そのお陰で多少ショウジョウバエが減ったかと思った。
しかし、ここ数日ゴミ出しを忘れたら、もう湧いている。


夫は全く気になっていないようだ。
「ゴミ出しを手伝って」と頼んでも一向にやってくれない。
(そもそもアパートのゴミ出しの方法も実は知らない。周りの人を習って見て道に置かれているゴミ箱に入れるか、アパート前にゴミ箱が出ている時はそこに捨てている)

 

夫はそれよりも殺そうとした時にショウジョウバエが無抵抗なことにびっくりしている。
壁などにとまっている時に叩こうとすると普通は逃げると思うのだが、50%くらいの確率で逃げない。
今朝、洗面所のシンクにとまっていたので流そうと水を出したら、そのまま流れていった。

 


ショウジョウバエですら現状維持が好きなフランス人に似ている。

 

これ以上は言わないことにする(苦笑)。

 


とにかくショウジョウバエにイライラさせられっぱなしだ。
周りを飛んでいるだけならまだ受け入れられるけれど、私の大好きな台所や、食べ物の周りを飛ばないで欲しい。

 

もし良い対策を知っていらっしゃる方がいらっしゃたら、是非是非コメントいただければ!

 

 

 


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フランス学生ビザ更新の悪夢⑤

7/2(火)9:30。ついにビザ更新の日。

 

前日までフランス語の書類リストを何度も確認して、不足がないようにしてきた。
大問題だった銀行からの残高証明書も、先週木曜日、金曜日と電話を入れて、結局「7/1(月)10:00まで発行します」といったメールが行員さんから来ていた。

 

7/1(月)朝。夫が出勤前に
「そういえば、りりこさんが、『ヒロコさんが不安ならビザ更新面談付き合いますよ』って言ってたよ。連絡してみたら?」と言った。

 

早速りりこさんに連絡。
「本当にいいんですか?なんか悪い気がしてしまいます。」的なことをLINEしたら、お茶目なりりこさん、
「もし良ければ奢ってください♡」
はい、そうさせていただきます。

 

7/2(火)9:00シテユニベルシティの前で待ち合わせ。
私の家の前の電車が止まってて、戸惑った。
5分遅刻。あいたたた、、、


りりこさんは白シャツにネイビーのプリーツスカート、黒髪ボブカットで、タバコを吸っていた。
地平線をみつめるりりこさんはカッコよかった!

 

「りりこさーん、遅刻すみません。」
声をかけたところ、普段のりりこさんに戻った。
「あああ、すみませんヒロコさん、吸い始めてしまって!」

 

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りりこさんに案内されるまま、列ができているドアへ。


私は予約しているので列に並ばなくても良いが、書類に不足があって再度提出に来た人は、列に並んで通してもらうのをひたすら待つしかないらしい。
予約票を受付の愛想の良さそうな黒人のお兄さん(『最強のふたり』に出ている、ドリス役の俳優さん風)に見せる。


その先は小さくて細長い部屋に入れられる。ベンチに座って待っている学生風の男子たち、テープで仕切られた列に並ぶ女性たち。

りりこさんに導かれ、列に並ぶことに。
20分ほど経過。

 

全身白ジャージ(90年代ラッパー風)に身を包み、金髪と茶髪が混ざった髪を頭のてっぺんでハーフアップ(これも90年代っぽい)にした女の子のデスクへ。カーラ・デルヴィーニュを愛想良くした感じでかわいい。
私がビザ更新で緊張していなかったら、目の保養だったのに。
今楽しむ余裕はゼロ。

 

リリコさんが「ボンジュール!」と言って話を始めてくれる。


カーラ(勝手に命名)に言われるままにどんどん書類を出していく。
「パスポートのコピーは?」

え、コピーも必要なんだっけ?書類リストに書いてなかった気がするけど。

 

りりこさん「じゃあ、隣の部屋にコピー機があるから、コピーして来ましょう。」
一人でやってみようとするもコピー機の使い方もよくわかんない。
リリコさんが横に来てくれた。
「あ、前の人がお金入れたままにしてくれてるみたいですよ。ラッキー!じゃあ、パスポートとビザのページをコピーしてください。」

 

カーラ(勝手に命名)は別の男性の対応をしている。
しかし、隣の部屋に行くついでに、りりこさんを見ながら「ごめんねー!今対応するからね!」とニコニコ。
男性が手間取っている間も、横から顔を出してりりこさんに「ちょっと待っててね!」とニコリ。
おお、なんかカーラ感じ良いよ。
珍しい。

 

私たちがデスクに復帰。
「お待たせ!」カーラはニコニコしている。


書類チェックの続き。
「一緒に住んでいる人のパスポートと滞在許可証のコピーある?」
え、ない。
それ、書類リストになかったけど。

 

でも確かに銀行口座を開く時にも使った。
で、その経験があったから「私は彼と住んでます」的な書類は、その当時のを真似て自分で作った。
そっか、「私は彼と住んでます」的な書類は、彼のパスポートと滞在許可証とセットなのか。

 

「じゃあ、相方さんにもらいましょう。」とりりこさん。
どうやら、ほかの書類一式も全てコピーが必要だったらしい。
「大丈夫ですよヒロコさん。今日中に対応してもらえますから。」

 

りりこさん、今度はカーラに感じ良く依頼。「わかった、足りない書類は後で持ってくるね。確か、予約って1日有効だったと思うんだけど、書類準備できたら、受付に並んで予約票見せればいいかな?」
カーラ「受付に名前言っておいてくれればいいわよ。」
りりこさん、カーラの通訳。「どうやら、今日中に帰ってくれば、列に並ばずにこのお姉さんが直接対応してくれるみたいです。」


うっそ、すごすぎ。

りりこさん、カーラに対し「うわあ、優しいのね!」


カーラ、デスクから出てきて「受付一緒に行こう」とのこと。

受付のオマール(勝手に命名)にカーラ話しかける。
「この子、また戻ってくるから入れてあげてね」


オマール「予約票は?」
私、手元の書類をガサゴソ探す。え、ない!
バックも開いて探す。なんでないんだ?
りりこさん「ヒロコさんだいじょうぶですか?」
いやあ、大丈夫じゃないかも。


その時、カーラ「あ、そーいや、私のデスクの上かもね!」

走って取ってきてくれる。なあんだ、よかった。
オマール、手元のメモに私のフルネームを書く。
「この子(カーラ)のために特別だよ!」


オマール「いつごろ戻ってくる?」
りりこさん「遅めの時間を言っておいたほうがいいです」
私「じゃあ、12時で」
りりこさん、カーラとオマールに対し、「12時ってまだ空いてるかな?昼休憩かな?」
「いつでもいいよ〜!」とカーラ。
オマールも「この子ならいつでも空いてるよ〜。」カーラが殴るフリをしてじゃれてる。

仲良いなあ。その後も二人の内輪ジョークが続くが、聞き取れない。
とりあえず二人にお礼を言って、一旦外へ。

 

りりこさん「じゃあ、相方さんに連絡してみましょう。」
夫にLINEで電話。出ない。
「じゃあ普通に電話するか。」

私が真顔なのを見てりりこさん、「ヒロコさん、大丈夫だから。落ち着いて。なんとかなるから。」
夫、出ない。
仕事だから仕方ないか。
でも今パスポートのコピーが必要なのだ!

 

LINEの4度目のコールで出てくれた。必要事項を伝える。Gmailで送ってくれるとのこと。ふう。


りりこさん「隣の図書館にネットと繋がってるコピー機があるので、使いましょう。」
「なんで知ってるんですか?」
「私も初めてやった時に半泣きでコピー機探して歩いたんですよ。数時間歩き回って人に聞きまくって見つけたんです。私の当時の苦労が今生きるとは!」

すげえ。

 

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りりこさんに案内してもらい、コピーカードも買って、印刷。

途中自分のGmailのパスワードを忘れて、りりこさんのGmailを借りたり、印刷中に別の女性に勝手にパソコン使われて、勝手にネットの画面閉じられて、今度はりりこさんがGmailからログアウトできなかったりしたが、何とか印刷・コピー完了。

この時点で、私だけではビザ更新できなかっただろうと思えてくる。

 

11:30ごろ。
また受付でオマールに挨拶。

オマール「ヤマモトヒロコだよね?」と。フルネーム覚えてくれてた!

 

小部屋に戻ると、りりこさんがカーラのデスクに顔を出して手を振りながらニコニコ「戻ってきたよ!」
列を飛ばして入れてもらえる。
「よおし、戻ってきたか!」とカーラもニコニコ。
「じゃあ、書類一式ちょうだい。」
再度カーラがチェック。
受付票を出してくれ、「後はこの書類に記入して隣の部屋で待っててね。」
りりこさんと私で「どうもありがとー!」と笑顔でお礼。

こんなに感じ良くしてもらえるなんて奇跡。


さて、小部屋でりりこさんに書類の書き方を説明してもらう。


同じ部屋にいた日本人女性が来て「あのう、質問していいですか?」とりりこさんの元へ。

私とその院生の女性に解説するりりこさん。
書類は裏もあった。

「これって、学校で学ぶ動機書けってことですか?」
「そうですね。」
「うーん、わかりました。留学業者に書いてもらったことがあるはずなんで、探してみます。」私、携帯でメールのやりとりを探し始める。
「良ければ私、書きましょうか。」とりりこさん。


えええええええーいいの!?


「書きたい内容教えていただければ。あまり長くなる必要はないです。」
私がしゃべる側からスラスラと筆記体でフランス語を綴るりりこさん。

 

こんなの、私一人じゃ無理だろ!!

 

私の書類提出の順番は12:30ごろ回ってきた。

デスクには黒人の高校生風の男子と、黒眼鏡のおばちゃん(60代くらい)が座ってる。
書類一式を渡す。

 

おばちゃん「これ、なんの学校の書類?」
私「今通ってる語学学校の書類です。」
おばちゃん「日付が古いじゃん。」
私「先週取った(在籍証明の)書類なので。」
おばちゃん「それじゃ意味ないわよ。」

「学生証があるから、それでもいいですかね?」とりりこさんに聞いてみる。
「いいと思います。またコピー取ってこいって言われると思いますよ。」
りりこさん、おばちゃんに「彼女、学生証持ってます。」
「じゃあコピー取ってきて。」
「じゃあ取ってきてください。」とりりこさん。
私が立ち上がると、おばちゃん「あなたはここにいなさい。あなた(りりこさん)が取りに行きなさい。」
「え、私が取りに行けってか。」りりこさんが珍しくイライラしている。
コピーを取ってきてもらってしまった。


おばちゃん、黒人男子に仕事を教えながら、昔のデッカいパソコン時代のネット画面みたいな白黒コマンド画面で必要事項入力。

おばちゃん「あなた、ジュエリー学校の後はどうするつもりなの?」

さっきりりこさんに動機を書いてもらった時「フランスで働きたいと書くと、不法就労を疑われるので書かない方がいいです。」とアドバイスをもらっていた。でも実際はフランスで働けたら夫とずっと一緒にいれて理想的。
りりこさんの方を向いて確認しようとすると、おばちゃん、「あんたがこれ書いたのよね?なんで自分で答えられないの?彼女(りりこさん)に聞いても仕方ないでしょ。」
りりこさん「あー、このおばちゃん感じ悪いですね。ハズレな人を引きましたね。」と慰めてくれる。

 

そのほか、おばちゃん他にも何かほしいらしく、私が書類をゴソゴソ探していると、りりこさん、「もう別の書類をチェックし始めて気が散っているので、対応しなくて大丈夫です。」
そーなんだ。
やっぱフランス人って気まぐれなんだな。

 

最終的には90年代なパソコンの画面で入力内容を確認。
電話番号を聞かれたので口頭で答えようとするも、りりこさん「携帯の連絡先見せた方が確実ですよ。間違えられたら連絡来ないんで!」

 

こんなの、自分でわかるはずがない。

 

無事、一時的な滞在許可証が発行される。

「いやあ、もう、りりこさんいなかったら無理ですよお。」
「私、一人でやりましたけどね。」とりりこさん苦笑い。

 

いや、絶対一人は無理。
こんなスムーズに問題解決できなかったはずだもん。

 

ゴタゴタがあったにも関わらず、12:45には手続きが終了した。
奇跡。

 

りりこさんとランチ。

人生談に花が咲く。

元気になった。

りりこさん様様だ。

 

さて、語学学校行きますか。

 

 

 

 

学生ビザ更新のために今回提出したもの:

1. “Your VLS-TS long stay visa validation has been registered”
これのフランス語版。

フランスに来た日にオンライン上で移民登録した後に発行されたPDF書類。

自分用に両面印刷したのをたまたま手元に取っておいていたので提出できた。
りりこさん曰く「フランスでは公的な書類は裏表印刷はダメです!」
おばちゃんにはそこは突っ込まれなかった。ムラがあるおばちゃんだな。

 

2. 日本の戸籍謄本のフランス語法定翻訳
りりこさんに法的翻訳会社(Tktrad)を教えてもらって取得。一通65ユーロ(未婚者)。

 

3. 自分のパスポートのコピー

 

4. 自分のビザのコピー

 

5. 学校の在籍証明
私の場合は語学学校の学生証のコピーと、ジュエリー学校の入学許可証。
おばちゃんに「あなた、この(ジュエリー学校の)許可証の住所、日本のじゃないの。」と突っ込まれる。
「学費はフランスに来る前に払ってて、その時に出してもらったんで。」と言うも「フランスの住所じゃないとダメよ。」とのこと。

でも渋々受け取ってもらった。

 

6. 銀行の口座残高証明書
LCLピラミッド支店に口座を作ったので、そこへTransferwiseというネットのサイトを使って(日本の口座から)送金。
4000ユーロ近く入れました。

今年の9月からジュエリー学校に通い、来年の9月までなので、1年間ちょっとの滞在用。

必要書類リストでは、月615ユーロ×12ヶ月分の預金が必要と記載あり。

ネット上では、自分が住居費を出していない場合、月315ユーロ×12ヶ月の資金でオッケーとのこと。

夫からの小切手問題があったので、小切手振込を保留したままの残高証明書。
金額が足りないか不安でしたが、何も突っ込まれませんでした。

 

7. 公共料金の明細直近3ヶ月分
ネット/電話料金の明細3ヶ月分を夫に印刷してもらいました。

 

8. 同居人のパスポートコピー
私の場合は夫に住まわせてもらっている(法的には「ホームステイ状態」か)ので、これが必要でした。

 

9. 同居人の滞在許可証のコピー
私の場合は夫に住まわせてもらっている(法的には「ホームステイ状態」か)ので、これが必要でした。

 

10. 「彼と一緒に住んでいます」という一筆
夫とは法的には結婚していないので(事実婚)、これが必要になりました。


必須書類リストにあったのに、結果的に提出しなくてよかったもの:
海外旅行保険留学保険の保険証
おばちゃんが私の移民登録の書類をチェックした際、「あなた、国民健康保険に入ってる?」と聞いてきました。
そもそも、りりこさんに1ヶ月前に会った際に、健康保険はこちらから申請しないと入れないことを初めて知りました。

しかも、加入に一年かかるとのことで(!)ビザ更新に間に合わない!

8月末までの語学学校分の海外旅行保険は両親に頼んで加入していました。

念のため、9月から一年分海外留学(医療)保険に加入しました。
おばちゃんには「いえ、国民健康保険には入っていないです。」と伝えると、ブツブツ文句を言いながら、それ以上は聞いてきませんでした。

 

やっぱムラがあるおばちゃんだな。