ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

またまたビザ更新

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2021年が明け、もう2月になってしまった。
 
3月のビザ更新を目指して、相方の力も借りながら自営業ビザ(entrepreneur/profession liberale)を取得しようと、書類リストを調べた。
それが例の如く、曖昧なものしか出てこない。
 
ビザ更新のたびに出向いて書類を提出する、プリフェクチャー・ド・ポリス(Prefecture de Police)のサイトを調べても、ビザ更新用のアポ予約のボタンすらない。
知り合いのフランス人に聞いても、「これ、フランス人でも読めないサイトだね」とのこと。同情はしてもらえたものの、先に進まない。
「ビザ更新の予約サイトがないなんて、さすがにそんなことあるかなあ?」と、もう一度目を血眼にしてみてみる。
「外国人の学生の方」、、、これか?
 
クリックすると、学生の後に働く場合はどうするか、など書いてある。
最後の方に「「一時的な就業」「自営業」ビザを取られる方へ」とある。
やった!!!!!
 
しかし「問い合わせフォームからお問い合わせください」とのこと。
この日(記載した日)は月曜日。
自動応答メールからは「返信は7日間お待ちください」とある。
金曜日になっても来ないので、もう一度同じフォームを使って問い合わせた。
すると自動応答で「同じ内容で何度も問い合わせするのは無駄です」的な回答が返ってきた。
ちょっと笑った。
 
翌週の火曜日くらいに返答があった。ギリギリだったな。
3月10日。
オッケー、カレンダーに印をつけた。
 
さてさて、添付ファイルの書類リストを見ると、すごいクオリティーの低い書類スキャンだった。まるで1900年代に書かれた本のコピーみたいだ、、、
 
ディスるのはこれくらいにしておき、肝心の中身を見てみる。新しく事業をフランスで立ち上げる自分の状況に合うものは、、、
 
Annex A:
1. 記入済みのCERFA用紙:
確かCERFAっていう名前の応募フォームのようなものがネット上に落ちていた。それかな。
 
2. (フランス在住の方)税金の支払い状況
ん?なんじこりゃ?語学学校とジュエリー学校の学生で働いてなかったし、税金なんてまだ払ったことないぞ。
 
3. 事業内容を遂行できると証明できる書類
多分、ジュエリー学校の卒業証明書(ディプロム)とかかな
→法律家だったという友人に聞くと、この理解で正しい。その他に、ジュエリー学校で作ったポートフォリオがあれば、それを提示した方が良い。
また、日本語を教えるのであれば、友人に協力してもらい「(ヒロコが)自営業ビザを取ったら、週一回40ユーロの授業をお願いします」などのレターにサインしてもらう。これですでに収入が確保されていることを提示できる。

自分のフランスの銀行口座証明書で、(その口座の中に)暮らしていけるだけのお金が入っていることを伝えた方が良いとのこと。相方(彼氏)の口座証明書で行けるかどうか、確認しておく必要がある(法的には結婚していないので)。
 
※もし日本料理を提供したいのであれば、食品衛生系の資格を取らなければならない可能性があるので、調べておくこと。
→今の段階では申請せず、自営業ビザが下りて、自分でも食品衛生系の資格などのルールに詳しくなってから後から事業を追加登録すれば良いのでは。
 
4. ビジネスプラン。フォーマットは自由。
 
5. 自営業者本人の名前で開設した銀行口座証明書
 
6. 事業内容によっては、(開業にあたって発生する)借入証明書などの契約書
 
CST3. 会社勤務、短期就業、自衛業・フリーランス用ビザ申請書類
 
7. 現在持っている在留証明カード
 
8. 翻訳付きの戸籍謄本
 
9. 住居証明:家電の支払い証明書など。もし誰かの家に同居しているのであれば、それを証明する、同居人のサイン入りの書類と、同居人の在留カード、パスポートのコピー。
 
10. 35cm×45cmの写真3枚
 
11. 健康保険証明書
 
12. 申請料金分の収入印紙。申請時に50ユーロ、新しいビザの受け渡し時に290ユーロ。合計340ユーロ。
 
13. 自営業者としてのCIRのためのOFII 証明書
これはナゾ。
 
14. 事業登録証明書
 
15. 経済状況証明
 
16. URSSAFの登録証明書とフランスの最低賃金くらいの収入を見込める証明
これは日本人ブロガーの人で、フランスで自営業する人が登録して税金を払うサイトだって言ってた気がする。
 
17. 規制のかかっている事業を営む場合は、その事業許可証
 
上記、どう見ても重複項目が多い。
特に「自営業をしながら、本当にフランスで一年暮らしていけるか」という点を証明させるものが多い。
友人によると、(口座残高証明以外に)収入を証明できるものはどんなものであっても使える可能性が高いから色々工夫してみて!とのこと。
 
 
うーん、アドバイスがふわふわしている、、、
 
でも2年ほどフランスに住んでみて、つくづく仕事が俗人的な国、、、
必要書類も、リストに書いていない書類が必要だったりすることも多い。
よっぽどお人好しな担当に当たらない限り、今の段階での自営業ビザは厳しい気がする、、、できる限り色々な書類を集めなければ。
 
 
 
 
 
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