ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

語学学校が終わる!

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前回のブログ更新から1ヶ月が経っていた!


 このブログのそもそもの意義は、西洋化されてる日本人の私がパリのキラキラしてないリアルな生活をネット上の読者の方々に伝えることと、自分の気持ちの変化に気が付けるようにすること。
あまり時間が空くのは理想的でない。

 

 ここ1ヶ月で色々あった。
 フランス語のクラスがA2からB1になった(初級から中級へ)。

 初級クラスであるA2クラスの人数が少なくなったので、B1(中級)に合流というだけ(学校側の人数調整)なのだが、レベルがちょっと上がり、クラスの生徒はフランス語がペラペラだ。

 

ちなみにフランス語力のレベルは、私の感覚で言うと下記のレベル分けがされている。
A1(基礎)
A2(初級)
B1(中級)
B2(中の上) このレベルになると、フランスで仕事に就けるようになるらしい。

C1(上級)
C2(オタクレベル) フランス人でも到達が難しいレベルらしい。

 

 不満なのはB1クラスの先生が、会話重視でミスを指摘してくれないこと。
 同じクラスでカミーラ・カベーヨ(歌手)みたいな可愛いメキシコ人の女の子がいて、不満そうな顔をしていたので、「このクラス好き?」と聞いてみると「私は喋りは得意だから、文法訂正してほしい」と言っていた。
「ごもっとも。私もそう思っていたとこだよ!」と強く同意。

 

 授業後、英語で2人で不満を言っていたら、実は教室外にその先生がいて、ドキっとした。
「英語が聞こえたぞー!(ニヤリ)」と言われ、動揺するカミーラ。
「ごめんなさい、フランス語学校で英語を使って!」と謝罪するカミーラ。

 
 そーゆーこと?
 私たちの授業への不満は聞こえてなかった?


 一緒にいた19才のジンバブエ出身の女の子が
「先生が生徒の言うことに耳を傾けてくれそうなら、一度言ってみればいいのに」と呟いていた。
 ごもっともですね。

 

 私が人事で働いていた時、私の上司や人事同僚が、上司や同僚に不満を持った社員にそんな感じのことをアドバイスしていた気がする。
「一度あなたが感じていることをフィードバックしてみたらどうですか」
言うは易し、行うは難し。

 

 先生、当てつけるつもりはありませんでした。ごめんなさい。

 

 そんな語学学校も来週が最後。
 だんだん緊張してきた。

 

来月9月から始まるジュエリー学校は、私の勝手にイメージしていた大人向けの趣味の学校ではなく、いわゆる職業高らしい。
ええええええええ
高校生と一緒に勉強することになるの?

 

 パリ在住の日本人女性たちより、フランス人学生にしょうもない理由でしつこくいじめられた話を散々聞いており、ものすごーく不安。
 まあ、仮にいじめられたとしても、10歳以上年下の未熟者が加害者なら、被害者のこっちが大人になるしかないのだけど、、、でも、いじめとか、不快なことはなるべく避けたい。
 これ以上、フランスへの印象を悪くしたくない。

 

 あと、不満ばかりを語ると不幸を引き寄せるようなものなので、なるべくやりたくない。
 でも、ものすごく不安だー!

 

 そして、私のフランス語力ではフランス人に何か言われても太刀打ちできない!
 いざとなったら、大阪弁でキレるか?
 エセでもフランス人は気がつかないかもしれないし?
「変な日本人のオバサン」と思われて、近づかれなければ問題解決だよね。

 

 もしくは英語でキレてやろうか。
 フランス人は英語コンプレックスが日本人より強いので、火に油かもしれないけれど。
 ああああああー


 不安になって、ネット上で「フランスでジュエリー学校」と検索すると、日本ですでにデザイナーをやっている女性がフランスでスキルアップを目指して通った話がでていた。

彼女いわく

「1年学校に通ったくらいじゃ、一人前になれない」そうで。
 そりゃそうですよね。
 

 でも、学校を卒業した後は、それ関連で就職し、ビザを取る、と言う目論見があって。
 私のフランスでの就労ビザがかかっているんですけど!
 意気消沈。
 泣きっ面に蜂。

 

 


 生涯学習化している英語については、今、旅行記を書いている。
「8月末までに一通りネイティブからフィードバックをもらい、

「どーだ!フランスでニートやりながら5ヶ月で一冊英語本を完成させたぞ!」

と自己満に浸る」


という目標だったのだが、なかなか進まない。

 

 アドバイスを取り入れれば取り入れるほど、書くのに時間がかかる。
 英語でブログもやってみているのだが、フランスに住み始めたころは1時間で書き終えるところを、今は3時間かかっている。

 

 何事も新しいことは時間がかかる。
 ここが踏ん張りどころか。