ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

フランスの冷凍食品事情 - PICARD

ついていけなくてヒイヒイ言っている日々のフランス語の授業は2つの構成から成っている。

月・火・木・金は教科書の文章読み取り(国語の授業のように)、水はリスニング・仏語作文だ。


「語学学校を終えた頃にはある程度フランス語を話せるようになる」という目標だと、仏語作文の授業が一番ためになる。

最近の授業で面白かったのは「フランスのガストロノミー(美食学・美食術)」だ。


夕食を食べながらYouTubeNetflixで番組を探していると、いつの間にか料理番組を見ている私は、夫から
「ヒロって食べ物食べながら食べ物の話を見てるんだね」
「舌に支配されてるね」
と言われている。
それだからこのお腹が出っぱなしなのか。

 

パリの女性はみんなガリガリ
曲線美&ボリューミーなのは外国人観光客ばかり。
そして私もボリューミーさんである。

 

ガストロノミーの授業で、
「フランス人人口の半分が、平日は冷凍食品を消費している」
という2016年のデータを見た。
どのように統計を取ったのかは不明だが、意外や意外。


リスニング問題で


「冷凍食品の品質は悪くないし(フランス人が「悪くない」と表現する場合は「すごく良い」という意味である)、

アントレからデザートまで揃って効率的だし便利!パーティーの時も冷食で揃えるわよ!」


というセリフがあった。

いまいち「アントレからデザートまで」のイメージが湧かなかった。
ゆりかごから墓場まで」みたいな?
そんなに良いもんなんかね?

 

しかし、近所に冷凍食品専門店PICARD(ピカール)があったのに気がつき、先日夫と入ってみて大感動。


ほんとだ、何でもある!

 

冷凍野菜に冷凍果物、クラッカーにいろんな種類のパテが乗ったようなもの、飛行機の機内食で出てきそうなメインディッシュ(クスクスやラザニア等、オシャレ)、デザート(マカロン、ガトーショコラ、モンブラン等)、材料としての肉・魚。

セーヌ川ピクニックをした際はマカロンをケーキに仕立てたデザートとオペラ(チョコレートケーキ)を食べてみたが、普通にケーキ屋さんで買ったかのようなクオリティー
夫によると近年ケーキ屋さんの売り上げは軒並み下がっているようだ。
PICARDがチェーン店なら、ライバルになり得るかもな。

 

週末は倹約家の夫は仕事。こっそりPICARDを覗きに行った。
お金を使いすぎないよいうに

「家計簿、家計簿、予算、予算」

と頭の中で唱えながら店内を回ったが、誘惑は多し。
結局下記を購入。

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(写真がどうしても横になってくれない)

 

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(そしてこっちは逆さま、なぜ?)

このチョコレートの卵は、4月下旬のイースターの時に電車の駅構内に広告が出ていて、すごく食べたかった!ついに割引価格でゲット。


しかし、パッケージデザインの素晴らしさに気がついたのは実際に食べてみた時。

こちらのレモンチキンをご覧あれ。

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なんじゃこりゃー!!

ビフォーアフター」どころじゃない。

確かにパッケージを読むと

レモンチキン&マッシュポテト

と書いてあるが、フランス語の表現の

Potato Douce (優しいポテト)

に期待感が募ったのかも。

もうがっかり感半端ない。

 

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そしてこのフルーツサラダ。
なんだこのつぶつぶついてる葉っぱは?

パッケージを見るとVerbenaということで、つまりはハーブのバーベナ
でもさっきから口の中にささるんだけど?
味に貢献してくれてるんだとは思うが、それにしてもちょっと痛い。

 

期待していたのはチョコレートエッグ。
アイスクリームケーキで箱は縦が20センチくらいの大きさ。
しかし、開けてみると中身は半分くらいの大きさで、、、


まるで飼っていたダチョウが待ちに待った瞬間に、目の前で初めて卵を産んだが、思ったより小さかったみたいな感じだ。(そんなシチュエーションあるのか?)
見た目もパッケージと比べてしまうとむむむ、、、

 

しかし味は本物でした。
チョコレートは濃厚で、どこぞのジェラート屋さんのみたい。
これはわざわざアイスクリーム買わないでPICARD来るかも。

自宅から徒歩10分圏内だから、今後も通ってしまうかも。

 


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ブローニュの森(パリ)でチキンラーメン

日本での週間をパリでも変えず、食事の時にはアウトドア系YouTuberのチャンネルを見ている夫婦は、パリでもアウトドアをしたくなった。
どうやらキャンプサイトはあるようだが、まずはガスコンロを使って外でお昼ご飯を食べたい。

 

夫の職場から徒歩15分ほどのところにブローニュの森がある。
夫が12月に1ヶ月働いた際は冬だったため何もなく、荒涼とした、かつ錆びれた公園だったとのことで、夫はあまりやる気がなかった。
しかし、ガスコンロを使いたい気持ちは私よりあるらしく、重い腰を上げて行ってみることにした。

 

でもただでは行けない。

パリへ引越しの際にガス缶は持ってこれなかった。

あと、アウトドアで必須のインスタントラーメンがない。

 

パリで大きめのスーパーMonoprix(モノプリ)、近所のDIYショップ、アウトドア用品店のDecathonを回ったが、売ってない。

どうやらこの国の人たちはガス缶を使わないようだ!

ガスコンロを使わないなら、ほら、あれだ、チーズフォンデュのチーズが食べてる途中で固まった時に温めるには、いちいちキッチンまで戻るのか?

そもそもチーズフォンデュはお店でしか食べないのか?

 

ついにAu Vieux Camper (オー・ビュー・キャンパー)でガス缶をゲット。

https://www.auvieuxcampeur.fr/boutiques/Paris

アウトドア用品が全て揃うお店で、一区画にキャンプ用品、ボルダリング用品、スノボ・スキー用品、登山地図のお店、等の小さなお店が集まってる。

ガス缶を売っている店舗を探すのに、その一画をぐるぐる回ってしまった。

ガス缶を手に入れるまでここまで手間がかかるとは、、、

 

インスタントラーメンに関しては偶然の出逢いだった。

友人との待ち合わせ時間までの隙間時間に散歩していたところ、たまたま日本食スーパー「京子食品」を発見!

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インスタントラーメン1パック1.55ユーロなのを良いことに、一番お得感のあるチキンラーメンを購入。

 


そしてついにこの日、ガス缶をチキンラーメンと折りたたみ椅子を持って森に行くのだ!!


飲み物は作った麦茶を持っていった。


食品と道具を持ってあげる!と意気揚々だった夫は、自宅から徒歩25分かかる森に着いた時にはヒイヒイ言っていた。

おまけに相当不機嫌になっている。
数年前の富士山登山では、水と食料と防寒具を持っての6時間登山で死にそうな私を尻目に「余裕ぶっこいていた」くせに、弱ってるなあ。

 

公園を入って大きな通りに出ると、みんな走ってる走ってる!
ランナーだらけだ。
天気が良く、桜とはいかないけれど、ところどころ木にピンク色の花が咲き乱れている。

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日陰を探して椅子を組み立て、ピクニックシートの上でガスコンロをセット。
早速マッシュルームとトマトのマヨ炒めにしよう。

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マッシュルームとトマトから大量に水分が出て、あっさりしたお味。
フランスの野菜は甘みが強く、味もジャムのように凝縮されていて濃い。
日本の野菜と比べるとこってりだ。


いよいよ鍋でチキンラーメン
冷蔵庫で使う卵ケースが卵を持ち運ぶのにちょうどよかったので、卵を入れてタオルでくるんできた。
チキンラーメン卵とじなんていつぶりだろ。
しかし、ガス缶の火力が強かったのか、汁なしチキンラーメンになっちまいました、、、

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それでもやっぱり美味しいぞ。
このあっさりしょうゆ味、求めてた!

 


日陰が寒いので日向に位置をずらすと、眠気が襲う。
夫はピクニックシートで昼寝。私は読書。

人に影響されやすい私は夫が起きてから走りに行く。

基本ランニングは大嫌いだが、もともとぽっこり出ていたお腹がパリで悪化している。
こんな緑緑している公園なら走ったら気持ちが良いかも。
意気揚々と夫に手を振って走り出す。


明らかに走り慣れていない人も結構走っているので、勇気がでる。
ヨタヨタやってるのは私だけじゃないのね!
結構走れるな!結構走ったな!と思ってスマホを見ると7分しか経過していない。
私もなんと能天気なものである。

 

しかし、そこで気がついてしまった。
公園の周り=湖の周りをぐるっと一周するつもりで走り出したものの、ランニングアプリを入れていないので、どこを走ったかがわからない。
ということは、途中で戻りたくなっても元の場所に戻れない。
しかも、公園の周り一周が何メートル・何キロあるかなんて調べてない。

 

!!!!!!!!!!!

 

パニクったものの、走らないと帰れないので走り続ける。
綺麗な景色が救い。

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直射日光が熱くなってきた。
風は冷たい日だったので分厚いパーカーを着てきたのだが、その中も暑くなってきた。
疲れて歩くが、周りのランナーに勇気付けられ、走り出す。
湖の周りはファミリーゾーンになっているらしく、ピクニック人口はこちらのほうが多い。

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代々木公園より開放感があり、船橋アンデルセン公園より水と自然が豊かな公園だ。
気に入った。
あと10分くらい走らないといけないのかな、と思った矢先、折りたたみ椅子のカラフルな色が見える。
着いた!!

 

夫に「帰ってこれないかと思った」と伝えると夫、
「もう帰ってこないかと思った」
とのことである。

 

走ったルートを記録していなかったので、実際どこをどれくらい走ったのかは不明だが、経過時間は20分強。
なあんだ。
でも筋肉痛がもうきてる。
え、もしかして若返った!?
昔は次の日か、ひどいと2日後で筋肉痛がきたものだった。
筋肉生成サイクル早くなってる!?

 

夫、真顔で「もう一回走ってルート記録しておいでよ」

 

本当にドSな夫である。

 

 

この日の夕食はハンバーグ入り焼きトマトソースパスタ。

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キャンペーン_私の生活習慣:極度乾燥パリ/フランス語の論理に異議アリ!

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パリでのニート生活の健康習慣はとっても簡単だ。

 

水を大量に飲む!!

 

笑いを狙って書いているわけではない。
パリはものすごく乾燥している。
外気も乾燥していれば、家の中もセントラルヒーティングで常に暖められており、乾燥している。

夜遅くに干した洗濯物が朝起きると乾いている。乾燥機は使っていない。

 

洗濯物にとっては良いが、喉や肌については最悪な環境だ。

喉が渇いて仕方ない。
常に机の上にお茶かお水を用意しておいて、スーパーモデルの方々のように切らさないように飲むようにしている。
移住したての頃、通っている語学学校に飲み物を持ってき忘れ、それが数日続いた後、喉が途端に火をふくかのように痛むようになり、ソッコー風邪になってしまった。
風邪になってからは水を飲む頻度をあげたり、はちみつを入れたハーブティーを飲んだりした。そのおかげか風邪はひどくならず、喉が痛かったり咳が出たりする症状が2週間ほど続いたあと、パタっと治った。

 

肌は洗顔料で洗うと乾燥してしまうので、現地の人たちは拭き取りメイク落とし&乳液を使っているらしい=顔を洗わない。
移住したての頃は日本から持ってきた洗顔料を使っていて問題がないような気がしていたが、湯上りに肌がカピカピになるのと、ニキビが増えてきたのとで、現地人方式に変えた。ちなみに肌は潤うようになったがニキビはそのままだ。
これは現地の美味しいバター&砂糖菓子たちのせい?

 

シャワー上がりの肌も、ボディークリームを塗らないと不調だ。

私の体の肌はいつデリケートな肌になってしまったのか!?日本ではこれは感じたことはなかった。
びっくりしたのが足首〜足の裏の肌である。
乾燥してゴワゴワになっている。
日本では固くなった角質が原因と思っていたが、ここにもボディクリームを塗るようにしたら、幾分か改善が見られた。

 

フランスではタダではステキになれない。

ステキな生活をするために、日々自分で努力しないといけない。

 

・・・・・・・・

 

精神的な健康生活も考えると、ヨガが一役買っている。

体が相当コチコチに堅いので(ロボットダンスなんぞやらせたら、さぞ上手いに違いない)、大してカッコいい、もしくはセクシーな、インスタ映えするポーズはできない。
でも、運動神経が皆無の私には、強度の強いストレッチのようなヨガはやりやすい。
次第に体全体の柔軟性と持久力が上がってくるのもうれしい。

私が気に入ってYouTubeで見ているヨガのビデオは、ストレス発散用やネガティブ思考発散用のものもあったりして、最近フランス語の授業についていけないことや将来の不安を(一時的に)吹き飛ばすのにも良い。

 

アパートの壁には

 

大きく息を吸って
クソを吐く

 

というシニカルなポスターを飾っている。

(これはかなり意訳。実は”Inhale the good shit, exhale the bullshit”である。)

 

・・・・・・

 

フランス語の授業といえば、私はどうやら

フランス語の国語力がないのではないか

という気がしている。


なにせ授業中に先生が投げかける文章読解の質問が理解できない。

例えば今日、フランス語の「論理的分析」とやらをやった。


短いニュース記事を、
Évènement principal (起こったこと)
Contexte (情況)
Conséquences (結果)
Cause (原因)
の4つに分けよ、というものである。


ちなみに教科書には、
Évènement principal :最初に起こったこと
Contexte:事件の情況
Conséquences :事件に続く話
Cause (原因):事件の説明
とフランス語で記載があり、それぞれの仏単語の意味とずれている気がして、さらに頭が混乱。

 

ニュース記事は以下。

・・・・・・・・

一段落目:
金曜の午前10:30ごろ、60代女性が売店を出たところ男に襲われ、当選していた宝くじの券を盗まれた。
二段落目:
売店のスタッフによると、60代女性は600ユーロ相当の宝くじを持参して来店、換金しようとした。売店には600ユーロがなかったため、スタッフは別の店に行くよう勧めた。店を出る際にドアの脇で新聞を読んでいた男が女性に突然襲いかかり、宝くじを盗んで逃走した。
三段落目:
警察が取り調べを開始した。
60代女性はショック状態で病院に運び込まれたが、命に別状はない。

・・・・・・・・

 

月曜日と火曜日の先生は、質問の答えをホワイトボードに書いてくれないので、この回答も全て口頭で行われた。
そもそも4つのカテゴリーが理解できない私は口頭での答えを聞いても納得できず、また頭に入ってこない。

 

私の疑問:

・そもそも、Évènement principal (起こったこと)にすでに事件の全貌が入っているとすれば、他の3つの要素(情況、結果、原因)がすでに入っているのではないか?

・(上記であるとすると)少なくとも情況、結果は不要なカテゴリーでは?

・もしくは、カテゴリーはÉvènement principal (起こったこと)と原因だけで良いのでは?

・Évènement principal (起こったこと)とContexte (情況)の違いは?

上記は単語の意味を調べて考えた結果だが、仏語の説明を読むとますます4つのカテゴリーの違いが曖昧になっていく。


ご一読くださっている皆様はどうだろうか。

 

 


最近MeetUpで仲良くなったフランス人アレックスにチャットで聞いてみた。


彼によると、

Évènement principal (起こったこと):女性が売店に行った
Contexte (情況):宝くじを600ユーロに換金しようとした
Conséquences (結果):宝くじを盗まれてしまった
Cause (原因):売店が600ユーロを持ち合わせていなかったため


とのことである。


妙に納得だが、自分で次回同じような問題が出た時にできる気がしない。
ということはやっぱり理解していないということである。

 

ちなみに夫は

「もっと簡単なはずだよ」

と言って、先生の口頭での回答に近いようなことを言っていた。

 

一段落目がÉvènement principal (起こったこと)で
最後の段落がConséquences (結果)
間の二段落目にContexte (情況)とCause (原因)が入っている
ということである。

 

夫「最悪、この4つのカテゴリーがわからなくても、新聞記事は読めるわけだし、いいんじゃないの。わからない部分は無視するしかないよね。」
私「でも授業でわざわざ生徒に考えさせているってことは、大事なことなんじゃないの?たぶんフランスの中学校とか高校でやるんじゃないのかな?そんな内容が私が分からないのはヤバイのでは?」
夫「でもヒロは話せるようになりたくて語学学校に行ってるわけでしょ?この4つを理解できても話せるようにはならないじゃない」

 

ああ言えばこう言う。
さすが夫である。

 

私は子供の頃、算数や理科の基礎原則がいちいち理解できず、家族に当たり散らしていた。
一番覚えているのは1リットル=1000ミリリットルが全く分からないということである。


一体誰が決めたんだ?
なんでそうなるんだ?
証明してみろ!
と子供ながらに思った。


ちなみに夫の学校では実際先生が1ミリリットルずつ水を注ぎ入れて1リットルになるのを見せてくれたようである。しごく納得できたとのことだ。

この違いが今、理系の夫と文系の私の違いとなっている気がする。

 

そんな夫は今日も私がブログを書いたりフランス語を勉強している横でパズドラをやっている。
呑気なもんだ。

 

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フランス人はお外がお好き/現地の材料でケーキ作り

パリの人はいつも空の下になるべく出たいらしい。

 

パリでは日本のコンビニのような感じでパン屋とカフェがあるのだが(超競争社会)、人気なカフェはいつも外の席が満席。
カフェの外の席には上に暖房のようなものがついていて、多少暖かい。
それもあるのか、天気が良い日にはこぞってみんなカフェの外の席で食べる。
カフェも賑わっているように見えるが、カフェ内の席は空いていることも多い。
それって店内の席に窓がないカフェが多いからか?

 

ちなみにフランスのカフェの席の間隔は、日本のカフェよりもさらに狭い。
カフェの外席で食べている人たちもぎゅうぎゅうになりながら食べている。
こんなに人と距離が近いと落ち着かないと思うのだが。
日本の満員電車のような状態で、とてもじゃないけれど食事なんてしたくない!
フランスにいるんだから本場のカフェ・ビストロ料理を、と思うのだが、ぎゅうぎゅうな外席を見るとやる気が萎えてまだ試せていない。

 

「外に出たい欲」はカフェだけでなく、どこでも適用されるようだ。
夜21:00まで開いているポンピドゥセンターで現代アートを見た帰り。
夫が隣でブツブツ言っている。
「なんで美術館の外に人がいっぱい座っているわけ?」
「あの人たちは何をしているの?」

相当気になったようで、私がその日遅くから行きたいイベントがあることをいいことに(夕食の時間があまり取れないことをいいことに)

「僕たちもやってみよう」
ということに。

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彼らの気持ちになって、美術館前の広場の周りでコンビニ的なお店を探したところ、ありましたありました。小さいスーパー。

しかも、サンドイッチだけではなく、パッタイのようなものやパスタまで置いている。

フランスに来て1ヶ月経過したものの、コンビニに出会ったことがなかったので、デリの品揃えにビックリ。
店内を見渡すと若者がスナックやビールを買ってる。
私たちは迷いに迷った挙句、マドレーヌにコーラ(夫選)、サンドイッチ・ビスケットにお茶(私選)。

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広場に戻り、おもむろに座るところを探す。
日本人的感覚で言うと、広場は汚い感じだったが、今日はパリジャン気分だ。
周りと同様、思い切って直に腰を下ろす。
見ていると、タバコを吸いながらビールを飲んでいる若者や、意識高い系のオシャレな若者がフローズンヨーグルト的なものをほうばっている。
どういうシチュエーションで
「じゃあビール持って広場に座らね?」
みたいなことになるんだろう?やっぱり謎だ。

待ち合わせの時とか

「あー、今、美術館の前の広場に座ってるとこ!」

とでも言うのだろうか。

 

違和感たっぷりでも、腰を落ち着けてしまえばリラックスしてしまうから不思議だ。
夫はあんなに地べたにみんな座っているのに疑問を持っていたのに、もうノリノリだ。
「旅行とかでもさ、毎晩レストランで食べるのは堅苦しくて嫌だなー。気取ってる感じもするしさ。こんな感じでカジュアルな方が落ち着けるよね」
私「いや、私は毎晩レストランはうれしいぞ」
ついに夫「僕も小さい頃いろんなところに座ってたからね」
そんなこと10年以上一緒にいるけれど、今まで一度も聞いたことなかったぞ。

夫は旅行中や年末年始等の特殊な状況で、朝ごはんからポテチをほうばるのが好きな人である。

やっぱり子供気分でスナックを地べたで食べるのは嬉しいものなのか?

 

ちなみにこのブログを書いている時も、外でシャンパンの栓をポンっと開ける音と「おおおー!」と盛り上がっている声が聞こえてきた。音のボリュームからして私たちのアパートに近い。

道端に座って飲みながらだべっているのかもしれない。

パリの人にとってはどこもかしこも、もはや(道ではなく)椅子だらけなのかもしれない。

 

 

「地べたピクニック」で味をしめた夫は、セーヌ川でのピクニックにもトライ。


といっても、夫、エッフェル塔が見えたり、先にステキな橋が見えるような賑やかな方を選ばず、逆方向へ。

最初は二人とも行ったことがないから、という理由だったものの、来てみると全然パリ感ないぞ、、、

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↑パリ感ゼロの景色。

 

でも桜のような花が満開の日陰をみつけたからいいか。

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今回はアパートからキャンプ用の折りたたみ椅子を持ってきて、近所のパン屋さんでパンを買って、ロゼワインを飲みながらくつろぐ。極楽。

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↑食べ物があまり写っていませんが、証拠写真

 

ちなみに、かねがね行ってみたかった冷凍食品のお店に立ち寄って買ったデザートも試してみる。

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冷食スーパーの店内にはピザだけでなく、クスクスやローストチキン等、オシャレな料理が冷凍されて並ぶ。
語学学校でちょうど「冷食で前菜からデザートまで揃うため、普段のみならずホームパーティーでも冷食を利用するフランス人は多い」と習っていた。これのことか!
たしかに、唐揚げや枝豆の居酒屋料理レベルではなく、オシャレな料理が揃っているのであればもう料理しなくてもいいかも。

 

デザートの味はなかなか美味しかった!
日本のコンビニスイーツは軽く超えてくるクオリティー
ヤマザキフランスに勤める夫いわく、フランスはケーキにマーガリンを使っていないから、人工的な匂いがなく本物の味が出るんだとか。
たしかにピクニック用に買ったビスケット(200gで3.5ユーロほどのもの)も、原材料にバターが記載されていた。
冷食のデザートでここまで美味しいのであれば、もうケーキ屋さんに行かなくてもいいかも。
夫によると、実際フランスにおけるケーキ屋の売り上げが減少傾向にあるようだ。

 

・・・・・・


週末の朝市では新鮮なバター、卵、牛乳を買ったので、シュークリームを作ってみた。
バターからは発酵臭がする。作ってる時からなんだか大それたものを作ってる気分になってくる。
アパート備え付けのオーブンが良いのか、シュー生地の膨らみ焼き上がりもしっかりしている。
肝心な味は、日本時代に作っていたものよりも、ずっとあっさり。
良く言えば繊細な味。
バニラビーンズが高くて稼ぎ頭の夫におねだりするのをはばかられたので、もっと汎用性の高いラム酒を買ってもらい、クリームにも入れてみた。大さじ一杯しか入れていないのに、カスタードの味に大きく反映されている。
日本のものと比べると卵の味がそこまで濃くないのか?

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カスタードクリームを作るときに余った卵白ではマカロンを。
こちらは日本では、何度オーブンの温度設定を変えてもマカロンの形にならずに(側面のジュクジュクした部分=「ピエ」が出なかった)失敗続きだった。
しかし今回あっさりと成功。

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やっぱりオーブンなのか?
食感は表面サクサク、中ねっちり。
全体的な味はまたしてもあっさり。
中に入れたホワイトチョコレートガナッシュが引き立つ。
日本で作ってた時と全く味が違う。

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これだからお菓子作りはやめられない。

 

 

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家族と平成と、ノートルダムとパリの高級マンションと

今週のお題「平成を振り返る」

 

「平成」と聞くと、すぐに平成生まれの若者を想像してしまうのは、私が昭和の終わりの生まれで、平成に引っかからなかったからか。

平成元年生まれの弟を持つ30代の姉である。


弟と年子の妹は、私よりもっとギリギリ昭和生まれである。
といっても、知的障害を持つ妹、名探偵コナンの「体は小学生」のセリフでいうと、「体は29歳、頭は(永遠に)2歳」なのだ。実際、妹はとてもじゃないけれどアラサーには見えない。

 

といっても私も人のことは言えない。私自身、相当の童顔、背が低いのもあるのか20代前半にしか見えないようだ。
美魔女になれるであろう60代を楽しみにしている。

 

ちなみに私の夫も童顔で、トルコに旅行した際は現地の大学生に日本語で
「日本人の大学生かと思った」
と言われる始末。2人で年齢不詳夫婦だ。

 

ちなみにうちの弟はがっかりエピソードはないようだが、20代後半にもかかわらず、すでに薄くなる髪の毛の心配をしている。

 

うちの家族は昭和→平成に典型的な母子家庭。
父は「男は黙ってサッポロビール」タイプ。黙々と毎日仕事に行き、夜中近くに帰ってくる。私が小さい頃、朝出勤する父に向かって
「お父さんまた来てね」
と言ったそうである。

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母と母の実家は声が大きくておしゃべりでにぎやか。
比較的静かなのは叔父くらい。
そんな母方の家族の力が家庭内では強く、母からは常に
「気持ちを分かってもらいたいなら、ちゃんと言いなさい!」
と言われていた。


お母さん、でもね、それを守っていたら、娘はアメリカ人みたいな女の子になりましたよ、、、

 

弟は家族と全く性格が違い、自分の感情をぶつけない。
そういう意味では典型的な空気を読む日本人だ。
嫌なことがあっても飲み込み、溜め込む。

 

一方、アメリカ人みたいになった私は日本社会では相当浮いて、人間関係に苦労した。
日本人との付き合いでは基本的に緊張する。
そもそも日本のことを考えるとたまに後頭部が痛くなる。

これってまさか、鬱?
日本の1番の友達は和食と畳なんじゃないか、と思う。


しかし、弟は日本人とのコミュニケーションが得意。
ただ、空気を読みすぎて後でぐったり疲れてしまう。
結果的には私と同じように友達が少ないタイプのようである。

 

そんな弟だから、空気を読まない人たちで構成されているうちの家族の中では苦労する。
家族にカチンとくるようなことを言われると、数日後、家族がそれぞれの家に帰った後に爆発する。
弟と家族とは現在冷戦状態である。

弟と私は仲が良い方だが、私が連絡すると「家族を思い出す」のであまりしないでほしいとのことで。

 

そんな弟は、人事採用の仕事で心が疲れ、現在はソフトウェアエンジニアとしてキャリアを再スタート。大学でプログラミングをやったわけでもないのに、友達に助けてもらいながら独学で学び、小さいソフトウェア会社に入ったとのことだ。


家族の中では評価が低かった弟だが、最高に頭の回転が早く、切れ者の弟である。

 

「平成」の言葉の連想で感傷的になってしまった。
そしてなぜかポロポロ泣けてきた。

 

・・・・・・・


ポロポロ泣けるといえば、ノートルダム大聖堂である。

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セーヌ川河岸から撮ったノートルダム(左端)


私は全くニュースに気がつかず、私のお気に入りのパリ案内のYouTuberが
“Notre Dame is on fire”
とアップしているのを見て
「この人はノートルダムがすごい好きなんだな」
と呑気に捉えていた。


しかし、夫との夕食時に、夫の上司から連絡が入って気がついた。
YouTubeでニュースを見てみると(フランスのテレビはもちろんフランス語なので、見ていない)、ゴウゴウと大聖堂が燃えているではないか!

パリに来てから行ってなかったな、、、
大学生のJTBの安いツアー旅行の自由時間に行ったな。あれは10年以上前だ。
しんみりしてきてしまった。

ニュースに写っているフランス人たちも、まるでこの世の終わりかのように絶望感が漂っている。

実際、翌日語学学校の先生がこの話題をふりながら悲痛な表情を浮かべていた。

 

私の隣で夫はケロリとしている。
パリ転勤が決まってこちらに移住してきた時に1人ですでにノートルダム観光はしていたようだが、何も感じないのか?
夫いわく、
「日本の建築物とか、簡単に燃えるから、僕としては『こういうことってよくあるよねー』って感じ」
まあ、そうかもしれませんね。

 

でも待てよ。


ノートルダム大聖堂って石造じゃないの?
なんで燃えるの?

と後日ネット検索。
すると、同じような疑問を持った日本人がネットで溢れているようで、質問箱も賑わっている。
解説によると、ノートルダム大聖堂に代表される中世のゴシック建築は、神に近づくために高い建物にしようと天井が高く作られたが、屋根の仕組みとしてはまだ技術がなく、木製の枠組みに石を乗せたようである。
私の好きなロマネスク建築(文字どうり「ローマ式」)は、ゴシック建築の時代の一つ前の時代だが、石と石の力のかかり方を計算した上で、天井を石組のアーチにするやり方。木を使っているイメージはゼロだった。

 

・・・・・・

石造で永遠に建っている建物にもろい部分があったのは意外だ。
しかしパリの建物たちは、日本人の夫と私の目から見ると灰色で、相当ボロボロだ。

地震大国から来ると、パリのボロボロの建物が心配になってくる。


以前、YouTubeNetflixアメリカやカナダで家を建てる番組を見たことがあったが、まるで土地の上に箱を乗せているだけに見えた。日本の「ビフォーアフター」を見慣れていると、どうも工作のようなのだ。

 

パリが同じとは言わない。が、もしかしてパリの建築物も折り紙感・粘土細工感満載?と思わせた事件があった。


最近知り合ったインド人の友人ニキルが
「うちで一杯やっていかないか」
と奥さんと一緒に住むアパートに誘ってくれた。

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↑その真夜中のエッフェル塔

 

私、フランス南西部出身フランス人のアレックス、ネパール出生オーストラリア人のサムの3人がゾロゾロとニキルの後をついて、夜中の高級マンション街へ。
いかにもパリのオシャレなマンションたちで、いまにもバラの香りが漂ってきそうだ。

 

大きい玄関の門をくぐって、エレベーターホールへ。
ここまでですでに私は大興奮だ。
赤い絨毯にシャンデリア。
夜中だったので明かりは消えているが、パリのマダムが住んでいるマンションのイメージ通りだ!

しかし、4人が乗るとぎゅうぎゅうな、ガタンガタン言うエレベーターに乗せられた時はアレックス、サムと3人で思わず顔を見合わせてしまった。

 

ソッコー壊れそうですごい怖いんですけど。


7階まで上がり、友人宅にお邪魔する。

すごく広い!
12畳ほどの部屋が2部屋、それぞれリビングとダイニング。
その後ろに9畳くらいありそうなベッドルーム。
ダイニングの横に玄関ホールを隔てて9畳くらいのキッチン。
トイレ、バスルームは見てないが、あるはずだ。
玄関ホールだけで7畳はありそうな感じ。

パーカーを着てくつろいでいた奥さん(どこ出身は聞けず仕舞、ヨーロッパ系白人の方?)も出て来てくれた。

 

「えええーすごいじゃん、ニキル!本当にこんなところに住んでんの?ドラマか映画みたいだよー!!私、こんなところ来れるなんて信じられないよ!」

と一人で叫ぶも、玄関で靴を脱いで(インド人も靴脱ぐんだ、初めて知った)床に上がった際、

 

むむむ。

 

靴下の下で、床の歪みを感じる。

なんだこれは。


これはあれだ、京都のお寺とか、昔のおじいちゃんの家みたいな、古民家の床のミシミシ感だ。
一歩一歩が床に沈んでいく気がする。

気がついてしまった。

しかも私何階にいるんだっけ?
7階じゃなかったっけ?

 

気になって気になってしょうがない。
椅子に座るまで残り2人の友人とウロウロしている間は、私は抜き足差し足状態だ。椅子にもそっと座る。

出してもらったジンを飲むスピードも、いつもより加速している気がする。

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↑お酒と一緒に入れてもらった氷。氷までオシャレだ。

 

オーストラリアの女の子が、もう1:00だから家に帰るよと宣言した際、正直ホッとしてしまった。
よかった、早く陸に足をつけたい!

 

帰りは階段で帰ったのだが、階段も一段一段が斜めになっていて、ヒールを履いていないのに自分の体も斜めになる。
そして歩くとボコボコする。
なんともぎこちない階段だ。
ゴージャスなマンションで夢みたいだったが、私にはお化け屋敷だ。

 

マンションの玄関ホールを出ると外へ。
大きな門が中から開けられなくて、3人でパニクる。
アレックスが数分前に別れたニキルに電話してくれる。
「ねえ、門から出れないんだけど?」


ニキルによると分かりやすいボタンがあるとのことだったが、3人とも見つけられない。
3人ともだんだん笑えてくる。
3人で高級マンションの玄関を出たところでぐるぐる回っている。マグロか!
檻から出れない。

アレックス、
「ここから出してくれー!」
と叫び始める。
それを見てサムと私でゲラゲラ笑っている。

 

どうやら玄関の生垣の中にあったようで、やっとみつけてホッとした。
3人で夜中テンションで
「うわあい!うわあい!ついに出れた!」
と3人で浮かれ立っているところに、ニキルがポコっと顔を出す。
どうやら下がって来てくれたようである。
「今、門が開いたとこだよ!ありがとー!!」
と3人、元気に挨拶。
完全に夜中テンション&酔っ払いテンションだ。
ニキルが苦笑している。

 

やっと不安定な土地から解放された。
耐震構造の建物が恋しい。

 

帰りはアレックスがUberを呼んでくれた。さすがフランス紳士。
その後アレックスはサム(女の子)に付き添ってバスの駅まで見送るとのことだ。さすがフランス紳士!

 

 

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パリニート生活1ヶ月経過

長引いていた風邪も、そろそろ治ってくれそうだ。よかった。


パリでのニート生活は1ヶ月が経過した。


長かった。
もうすでに3ヶ月くらいいる気分だ。

 

「旦那さんと引っ越してきた、友達のいない奥さん」から離脱するため、Meetupでイベントを探して夜のアート散策に参加したり、Facebookでフランスに住む外人女性のグループに入ってピクニックに参加してみたりした。


しかし、皆さんほぼ20代!

 

あー自分が30代なんて信じられない。

 

前職は外資系IT企業だった。
外資系IT企業で働く人材のパターンとしては、ベンチャー系を経験してきた20代
大手で10年近く働いて重い腰を上げ転職した30代
外資系企業を渡り歩いている40代
で構成されていた。

 

人柄の傾向としては
20代はマイペース姿勢で(日系大手のゴリゴリ系で縛り上げられた経験があまりなく、疲れていない人が多かった)
40代は堅苦しい/体育会系の日系のお客さんの対応に秀でていながらも(しっかり丁寧な対応ができながらも)外資系のカジュアルな雰囲気もいける感じ
30代はその間に挟まれて大人しくしながらもエネルギー一杯に頑張る

という感じだった。


その人口構成はアジア支店全体でも見受けられた。
だから、フランス行きが決まったときは、上司や先輩からは日本人・外国人問わず
「あんたは若いからね。まあ仕事はしないで、せいいっぱい楽しんでおいで。人生でそんな機会ってめったにないから、いい思い出になるよ。一杯楽しんだら会社生活に戻っておいで」
と言われた。

 

しかし、フランスに来たら20代ばかりじゃないか!

 

私はあまり人の年齢を気にしたくないタチである。

20代と今と、あまりにも
「あなたはまだ若いから(体力があって冒険できるわよ/まだ失敗しても大丈夫よ/何も分かってないわよ)」
と言われ、


昔、祖母に
「あんたは早生まれで幼いから(周りと馴染めないのよ)」

 

と言われ続けたせいで、若い若い、幼い幼い、と言われるのにはウンザリなのだ。
重要なのは、人生経験とそこから何を得て、どう成長したか、成長し続けているか、のはずだ。だから、20代の外国人たちと話しても
「あんたはまだ若いから(何にもわかってないよ)」
とは言いたくない。

 

最近、夜のアート散策のイベントで20代後半ネパール出身・オーストラリア育ちの女の子と仲良くなった。その子は頭の切れる子で、自分の人生哲学をしっかり持っている。人の話をしっかり聞けて、ちゃんと相手に気遣いながら動ける子だ。しかも人が良い。
でも、30代、40代、50代であっても、この子のように自分の意見を持っていなかったり、人への気遣いができない人はいるものだ。
その子といると、いかに私のヒューマンスキルが低いか思い知らされるのだが、そういう意味で、その子と一緒にいると楽しいだけではなく、自分が成長できる。

 

しかし、基本的に年齢は関係ないと思っている私も、20代外国人女性グループとのピクニックで
「フランスにいると、バターや砂糖が多くて、お腹が出ちゃうよね。ゼリー状にさ。」
との私の発言に、彼女たちが
「何それ(笑)?意味わかんない(クスクスっ笑)」

と反応したときは


「ふふん、じきにわかるわよ、30代になったらねっ!」
と多少憤慨しながら吐き捨ててしまった。

お腹が出る状態がわからないなんて許せん!

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それにしてもパリ生活も1ヶ月経過するとは信じられない。
パリ生活が当たり前になってきてしまったのも自分でびっくりだ。

 

そして、仕事がない状況=お金がない状況も1ヶ月経過。
貯蓄を切り崩すといっても予算は組みながらやっているのだが、それでも、予算がゼロの状況に向かっていると思うと、恐ろしくなる。
ネパールの女の子によると
「でもせっかく嫌だった生活から抜け出したわけだから、そんなに急いでやりたくもないバイトをみつけたりしないで、自分の好きなことをやりなよ。もしかしたら結果的に何か仕事に繋がるかもしれないじゃん。」
とのことである。
ごもっともです。


その子がモロッコ旅行した際に作ったフランス人の友達によると、フランスは仕事を辞めた後の失業保険が手厚いらしく、どうやら保険だけで暮らしていけるようだ。
しかも、美術館などの入館料がタダになるとのことで!

「失業していても、人生を楽しむべき」
という考えに基づいているそうだ。
まあ、その分、会社勤め時代の給与天引き分も多いんだろうとは思うが。
フランスの社会保険さすが!

 


私の中で、次第に


娯楽大国フランス

 

というイメージができつつある。


先日も、新しいアート友達と現代アートを見に行ったところ、一番下の階でなぜか近所に新しくオープンするナイトクラブの宣伝を兼ねたイベントをやっていた。レスリングのリングを中央に設置し、その中でレスリングをしているムッキムキのイケメン2人と、その周りでヒップホップに合わせて踊るダンサーたち。

うーんシュールすぎる。

最後は観客もリングの中、外で踊りまくり。
しかもこの美術館、金曜日は夜中12:00までやってる。
ちなみにパリの地下鉄の終電は午前2:00。
うわお。

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そういえば、夜のアート散策のイベントも、アートギャラリーを3〜4軒回りながら、タダの酒やスナックを飲み歩くようなもので、最後に立ち寄ったギャラリー(というかほぼ個人アーティストのセレクトショップ)にはDJもいた!

パリのナイトライフだ。

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先日、出かけたくないけど出かけたい気分の土曜日夕方、夫とセーヌ川を散歩していたら(この文章自体、普通はありえないシチュエーションだ)、河岸にテントを張った屋台が集まっていて、ビール、ホットドックやパエリアなどのストリートフード、マカロンやアイス、パリ土産などの雑貨屋さんが並んでいる。入り口・出口でお祭りの名前を探したが、看板すら出ていない。もしかしたら、屋台が毎週末あるのか?

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代々木公園や隅田川を散歩したとしても、屋台がずらっと20軒並んでいて、しかもお祭り名や何かしらのテーマはないなんてことあるか?

 


今週は語学学校で、食前酒の文化(アペリティフ)について習った。
それによると、アペリティフは、夕食前に食前酒(ビール、ウィスキー、キール)とスナック(オリーブ、ピーナッツ、クラッカーなど)を楽しむイベントのことで、フランス人の平均は月に9回ほど、友達の家に招待されてやっているらしい。
スナックやお酒の中身が豪華だと(リエットやフォアグラ、シャンパン)アペリティフが永遠に続いて、夕食を食べないこともあるらしい。


フランス人の日常がお祭りなんだなあ。

 


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パリでコーヒーが頼めない

今週火曜日は銀行へ。

LCL オペラ支店は日本語担当者(複数)がいることで有名なようで、夫の先輩のおススメに従い、何もわからないまま伺う。

受付で日本人に出会って感動!こんなに自分の民族と出会って嬉しかったことはない。

実は夫と法的には結婚していないことや、そのため現在は語学学校学生であること、ネットのフランス語の案内に従って口座開設を試みるも、職業を記載する欄があり、開設にまでは至らなかったことをを日本人の受付の担当者にまくしたてたところ、


「(表情ひとつ変えずに)ちょっと待ってください。まず、ネットでは口座開設はできません」
ええ?なんで?フランス語でできるって書いてあったぞ。トリッキーな国、フランス。

 

そのあとは冷静に今後の手続きを口頭&ミニミニプリントで説明してもらう。

このあたりは口座開設が完了した暁に別の記事でまとめようと思う。

あー良かった、やっと必要書類がわかった。


ネットで調べても必要書類がケースバイケースでマチマチのようで、しかも、どのようにして「ランデブー」(死語ではありません、「面談」の意味)を予約できるのかわからなかったのだ。


どうやらこの国、お役所系・病院系(銀行は役所ではないけれど)は、予約(「ランデブー」)がないと対応してもらえないようなのだ。

うーん、仕事する側の時間コントロールが徹底しているなあ。

今回の銀行の件は、受付で書類案内の後、次週の予定で「ランデブー」を組んでもらえた。
それにしても「ランデブー」という言葉を使うたびに、ポケモンか、デブなオッサンが頭に浮かぶのはなぜだ?

 

とにかく、銀行の一件が明らかになってホッとしていたらその夜、ノドがイガイガし始め、2日後には鼻が痛くなってきて、どうやら風邪を引いてしまったようである。
ちなみに、日本からの日通の引っ越し荷物(夫の分と合わせてダンボール22箱!)が届いたのも最初のノドイガイガから2日後。
パリに引っ越してきてそろそろ1ヶ月。疲れも出る時期か。
6日経った今も、「なんとなく風邪」の状態が続いている。

ちなみに、夫も同時期に風邪を引いており、時間軸から言うと、私が風邪をうつされたという状態。


しかし、風邪だろうがなんだろうが、気合いで楽しもうとする夫。
ルーブル美術館に朝イチで行こうと誘われ、前日の飲みで疲れていたが、体を引きづって行くことに。前夜は(というか早朝は)飲みだったので疲れており、夫の基準からすると多少寝坊。朝9:00開館と共に駆け込みたかったようであるが、この時点で断念。

朝ごはんを食べ、家を出たら「黄色いベスト運動」のせいで、凱旋門の駅(シャルル・ド・ゴール・エトワール)が閉まってる!

 

一駅前で降ろされた私たちは、別の路線の駅まで10分ほど歩き、そこからルーブルへ。別路線のルーブルまでの駅は3駅ほどあったが、それも全て通過。日本で言うところの快速急行/特急のような感じ。デモ対策、徹底してるなあ。

無事ルーブルに着いた時には10:00。館内が人で溢れているのを見て夫、
「朝イチで来れたらこんなに人いなかったのになあ」ごめんなさい。

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オーディオガイドを5ユーロで借りた。ニンテンドーDSにガイドが入っていてカッコいい。

が、首にかけると重い。しかも、一緒にもらえたのはヘッドフォン。さらに重い。


入館2時間経過後の12:00になるまで、ヨーロッパ中世のキリスト教絵画、イタリアルネッサンス前・中の絵画を見た。夫、
「今日は西洋絵画だけを見るつもりだったけど、無理かな」とのこと。
1、2階分が西洋絵画に当てられているようだったが、昼までにどうやら1/4も見終わっていないようである。さすが宮殿。

 

カフェでひと休憩。結構混んでいるけれど、席を案内するスタッフがいて、効率よく割り当ててくれる。
しかし、ここで私はコーヒーを頼む大変さを実感。

 

私は濃いローストコーヒーが好き。


フランスのカフェで出てくるカフェラテ(「カフェ・クレーム」と言う)は、なんだか水っぽくて薄い。


ヤマザキフランスでカフェ店員をやっている夫が言うに、
「カフェクレームはエスプレッソにミルクを入れているはずだから、エスプレッソとミルクを別にしてもらったら?たまにお客さんでそういう風にオーダーしてくる人いるよ」
とのこと。

でも、その語学力は私にあるか?


ヤマザキフランスに挨拶がてら訪問した際、夫に頼んでコーヒーとミルクを別にしてもらった。

あまりミルクを入れると味が薄くなることをすっかり失念、結局カップにミルクを(いつも通り)大目に入れてしまった。これでは分けた意味がない。


近所のカフェでカタコトのフランス語でエスプレッソとミルクを分けてもらうようオーダー。今度はミルクの量を控えた。

すると夫、
「それしかミルク入れないとすると、ミルク料金支払っているのにもったいない。それならエスプレッソに泡のミルクを入れた「ノワゼット」というのがあるから、それを試してみたら?」
とのこと。


どうやら、カフェクレーム(カフェラテ)は5.5ユーロから6ユーロくらいするのに対し、エスプレッソは2ユーロ、ノワゼットは2.5ユーロくらいのことが多い。ただ、ノワゼットはベースがエスプレッソなので、小さいカップ(おちょこサイズ)に入って出てくる。
コーヒー自体の水分量が減るのは残念だけれど、コーヒー濃い味&ミルク感も欲しいなら、良いのかも。

 

別の近所のカフェで試すと、これは美味しい。
もう、今後フランスでコーヒーをオーダーするときはノワゼットだ!
と意気込んでいた。

 

が、しかし、である。
ルーブル美術館のカフェで夫がノワゼットをランチセットでオーダーしてくれたところ、店員、
「ノワゼットでも、(ランチセットなら)この小さい(エスプレッソ)カップでは出ないわよ。これで(日本スタバのショートより少し大きめ)で出すけどいい?」
とのこと。

 

いいじゃん、量の少ないのが(私にとっての)ノワゼットの欠点だったわけだから、普通のカップの大きさになるなら大歓迎!


と思っていたところ、一番大きいカップ(日本スタバのトールサイズとグランデの間のサイズ)で出てくる。あれれ?

 

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↑左が夫のオーダーしたエスプレッソのカップ。右が私のカップで、このお店の一番大きいカップ。本来はその間のサイズで出てくるはずだった!?

 

ベーグルサンドに入ったマスタードが大量すぎて、ドロドロお皿や私の膝に落ちてくるのと格闘。

ひと息ついてノワゼットを一口飲む。
???
これっていつものカフェクレーム(カフェラテ)をほんの若干濃くしたくらいのものじゃないか?

夫にも飲んでもらう。
「これはカフェクレームだねえ」
どーゆーこと?

 

記憶を呼びおこしても、店員さんが「ノワゼット」と復唱していた。いい加減な夫も、それは覚えていたようである。

 

夫と状況をリプレイ。


店員さんは2段階でミスってる。
まず、真ん中のカップサイズ(日本スタバのショートサイズより少し大きめ)を指差して
「このサイズで出るわよ」
と言っていた。(実際は一番大きいサイズのカップで出てきたから)カップサイズ間違いだ。

 

次に、商品の中身だ。これはノワゼットではない。カフェクレームだ。のはず、、、

 

夫の分析。
「自分もそういうところあるけれど、フランス人は相手の指示内容を額面通りには受け取らず、自分の価値観で判断する。だから結果的に相手の指示に従わないことが多い。」
「今回のケースとしては、ランチセットではカップのサイズが大きいものを出すことになっていることと、ノワゼットがエスプレッソ+ミルクであることを加味して、カフェクレーム(カフェラテ)にした。」

 

じゃあどうすれば私の好きなコーヒーが出てくるの?

「濃いコーヒーが好きだから、エスプレッソにほんの少しのミルクを足してくれ。でいいんじゃない?」

 

じゃあ「エスプレッソにほんの少しのミルクを足した」状態を表す、「ノワゼット」の単語が存在する意味はないじゃない?

「ノワゼットという単語が曖昧なんだと思うよ。カフェや店員によって多少解釈が違うのかもしれない。」

ええええええええええ

 

夫、最後のひと刺し。
「フランス人は、自分の欲しいものがはっきりしているから、相手にこれでもか、という細かい要求をする。だから、ヒロもそうすべき。逆にいうと、今回のコーヒーが欲しいものじゃなかったら、「私の要求通りじゃなかった」と文句をつけて、変えてもらっても良いんだよ」

 

私、
「でもせっかくコーヒー入れてもらったのに、もったいないじゃん」

 

夫、
「もったいない、という発想はこっちの人はもってないから」

そうですが、、、

どこまでもトリッキーな国だ。
コーヒーを頼むのも一苦労だ。

やれやれ。

 

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