ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

パリのマック訪問

先日銀行口座を作ってきた。


といっても、日本みたいに機械でぱっと30分で/1日で作れるような代物ではない。
イメージ的にはパスポートを作る作業の複雑さを2倍にした感じ。
提出書類5種は決まっているものの、そのあとその場でサインする書類が多いし(開設の際に5種類くらい、2週間後の開設完了後に10種くらいサインした気がする)、なにせフランス語で書かれており、各書類10ページはあるので、読まない/そもそも読めない。

危険だ。

 

銀行口座づくりについては別途まとめるとして、午後の語学学校まで時間が余ったので、マックに入ってみた。

カウンターで頼めるだけでなくボードで頼めるようなので、あまり店内が混雑していないうちに、ゆっくりやってみることにした。

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・・・なんかすごくメニューが多い、、、気がする。

 

3歳児のように手当たり次第次々にボタンを押してみて、説明読んでみる。
うーん楽しい。
そんなことしている客は私以外いそうになかった。

 

とりあえず「当店オススメ」的なバーガーを選び、サイドはポテト(サラダを選ばないといつも罪悪感が襲うけれど気にしない気にしない)、喉が渇いているので炭酸水。

これもまた、商品を全部選んだ後に決定ボタンがどこにあるのか分からないのと、画面に出ている警告の意味が分からず手こずる。

いろんなボタンを試してみてようやく購入決定。
なんか、動物奇想天外に出てくる、実験に参加中のチンパンジーの気分だ(古い?)

 

購入決定すると、カウンターで支払うか、カードで支払うか聞かれるので、カードを選択。

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ちなみに、フランスは銀行口座のカードにクレジットカード機能が自動的についてくるのが普通らしく、クレジットカードのことをBank Cardという。

 

支払処理が完了すると、レシートと番号が出てくるので、番号を握りしめてカウンターで待つ。

12:00くらいだったこともあり、客の入りは店の半分くらい。

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2階で席を見つけて座る。

日本と違い、マックで勉強している人や仕事をしている人がいない!!


みんな学生が友達と来てダベっているか、仕事をしている人たちが昼休憩に来ているか、という感じで、みんなただただ食べているか喋っている。
学校前にテスト対策したかったのに。

 

さてさて。
お味はどうかな。

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むむ。


味が


ない。

 

さっきボードでオーダーした時、ポテトのソースを選ぶメニューはあったけれど、バーガーのソースを選ぶメニューはなかったぞ?

だから、手元に余分なソース的なものはないぞ?

カウンターでもらえたのかな?

誰か、ケチャップか、マヨネーズか、醤油マヨ、ください。
中濃ソースがあればケチャップと混ぜてもいいかも。
とにかく、タレ系のもの、ください。

 

ポテトを一口。

 

味が


ない。

 

?????

そっか、これはソースがあるんだったな。

うん、ソースにつけると、普通にいいぞ。

 

これ、ドリンクにコーラとかオーダーしていたら、バーガーやポテトがコーラに負けるのでは??

そっか、もしかしたら、コーラの味も薄いのかも(え)

とにかく衝撃のマック。
周りの客のように、脇目を触れず黙々と食べる。


だんたんと店内が混み合ってきた。


フランス人は席がないと普通に他人と相席する。
4人がけブースに一人座っっていても
「ここ、いいですか?」
みたいな感じで2人組が入ってきたりする。
4人がけのテーブルだけでなく、2人がけの小さいテーブルでも、向かい側に他人が座ったりする。ぎょぎょぎょ。
私の右隣の高校生男子(のように見える)が、一人で食べていたが、ガタイの良いおっちゃん二人組が相席してきて、男子、ちょっと肩身狭そうだった。

 

入り口にマックカフェがあったのを思い出し、行ってみることにする。

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これが噂のマックマカロンか。
カロンカヌレ、カフェオレをオーダー。

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そしてまさかのカフェオレがヒット!!

 

今まで飲んだカフェオレの中で一番良いじゃないか!!
そんなことってあるのか!?
ちゃんとお豆がローストしてある感じの、エスプレッソを使っている感じの、濃い目のコーヒー。
ほかのお店みたいに水っぽくないし、インスタントコーヒー感がない!!

これをカフェオレと言うのだ、パリ人よ。
もうカフェオレはマックで決まりだ。

 


マック体験を記録しておきたくて写真を撮っていて気がついたのだが、パリでは誰も日常生活の写真を撮っている人がいない。
観光名所パリにはブロガーやYouTuberがまるでいないような感じだ。

いや、YouTubeを検索すればちゃんとYouTuberはたくさんいるし、ググればフランス生活をしているブロガーは星の数ほどいそうな感じだ。

でもこの1.5ヶ月間のパリ生活で、日常の写真やビデオを撮っている人を一人も見たことがない。

パリでブロガーやYouTuberの仕事現場を探すのはウォーリーを探すくらい大変なんじゃないか。


だから写真を撮っているとすごく浮く!!
しかも、もちろん日本で買ったアンドロイドスマホを使っているので、撮るたびにカシャっと鳴る(シャッター音が消せない)。
マックでのカード決済をする部分の撮影なんぞ、さぞ怪しい人に見えただろう。
の割にカシャカシャ鳴って、(撮影を)隠す気はない、みたいな。

 

(誰も写真を撮っていないところで写真を撮るのは)気まずいからいつも動揺を隠せず、カシャっと撮ったらその場をそそくさと去る。

だから一人で撮った写真はほぼ手ブレ(言い訳)。

 

 

パリでYouTuberになろうとしたら、Go Proとかを腰とか脚とか、キックスケーターとか、セグウェイとかに付けて(!?)、よっぽどコッソリ撮影するのだろう。
そしてブロガーはインスタ映えするような美しい写真しか撮らないのだろう。日常なんてどうでも良いのか。


・・・だからこっちのInfluencer(インフルエンサー)はみんなカッコいい感じなのか!

 

 

 

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