ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

パリでのニート生活3日目

 3月22日朝8:50ごろ家を出て、オルセー美術館へ。

 夫がもともと持っていたカルネ(地下鉄回数券)を使って3駅乗る。そのホームの探し方も見た感じ複雑。夫も一度間違えていた。自分で乗れるんだろうか(2日目に引き続き)。

 地下鉄の出口から美術館はすぐ。すでに美術館の前に多少の行列はできていた。

 9:30開館、入館料は14ユーロ、オーディオガイドは5ユーロ。

 しかし、5階立ての美術館を完全になめていた。夫の指導により、1階→5階→4階→3階→2階→0階(!?)の順に回る。

 1階→5階まで回ってすでに11:45。カフェを発見してコーヒーとパスタで休憩。

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 普段(忍たま乱太郎の)きり丸並みにお金ラブ・ドケチの夫があまりフランス語を理解しないのを良いことに、デザートメニューをもらってババをオーダー。どうやらラムだけでなくコワントロー系のオレンジキュラソーも混ぜてる様子。シロップのブリオッシュへの染み具合が絶妙。軽くてクリーミーな生クリームが添えてある。こちらも(どちらかといえば)繊細なババとのバランスが良い。

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 夫が水代をケチったので、水なしで5階の途中から観覧再開。印象派のコレクションが続く。

 その後4階、3階としばらく家具と絵画のコラボレーションの階が続く。この辺りから再び疲れてくる。

 2階は彫刻、家具、コレクターのコレクション等、多様。

 もう疲れが限界。

 0階に降り、半分見たところでげっそり。

 カフェを探してレモン味炭酸を飲む。ここで16:30ごろ。

 

 最後の残りを見終わったころには17:30になっていた! 結局1日オルセー美術館にいてしまった。まるで9:30 – 17:30の勤務だ。

 土産屋は本屋と雑貨屋に分かれていた。変な焦げ臭と男性の酸っぱい汗の匂いで充満しており、早く帰りたくなる。が、美術館の前で黒人の男性たちが栗を炒っており、これが焦げ臭だったのだと判明。

 なんで美術館の前で栗を猛烈な勢いで炒るのか?誰も買ってなかったぞ、、、


 くたびれたぬいぐるみみたいな体を引きずって電車でアパート最寄駅へ。

 美術館で作成した買い物メモに従って買い物。製菓材料が多かったからか、今回は私が負担してくれと夫。早くバイト見つけないとな、、、と現実の厳しさを思い出す。

 今晩は夫が職場から余りとして持ってきた菓子パン、カマンベールチーズ、残り野菜でオムレツ。凍らせた水は多少飲みやすい。