ニート in パリ - 行けっ森蔵!

偶然フランスはパリに移住することになった30代女子の生活。なぜか画家のベルト・モリゾに惹かれている。

パリにお引越し

 夫が今年2019年1月下旬から本格的にフランス転勤になった。

私には願ったり叶ったりだ。子供の頃はパティシエに憧れ、代官山の製菓学校ル・コルドンブルーの製菓過程に通ったこともある(自分の貯蓄/お父さん、ありがとう)。そして2年ほど前に銀座と青山にあるワイン学校のアカデミー・デュ・ヴァンの基礎課程にも通った。Novaでフランス語もやった。フランスという国にかなりお金を落としている。夫にどうするか聞かれた時「これはついていくしかない!」と二つ返事で誘いに応じた。そのため、夫からは「ボクと一緒にいたいからじゃなくて、ワインと食事のために着いてくるんでしょ?」と言われる始末。うーん、よくわかってるね!(え)
 問題は、12年付き合っている夫とは法律的には結婚していないということ。私と夫は今流行りの事実婚だ。いくらシステムが進んでいるフランスでも、厳密には妻ではない私は配偶者ビザで滞在ができない。会社員としての就労ビザを狙って、自分の職場の中でフランス支店転籍や、Linkedinで仕事を探して転職をはかるも不発。そこで職場の元先輩のアドバイスに従い、まずは語学学校に入学して学生ビザで滞在することにした。もちろん、夫の会社から海外転勤の補助金は出ないし(結婚すれば出るらしい)、夫の会社が負担する引越し費用も家族プランにしてもらえなかった(結婚すれば出るらしい)。就職してから約10年、会社員生活から引退したらカフェを開こうと貯蓄に励んでいたが、その貯蓄を切り崩して引越し&学校に入学だ。
 かくして私は外資系での激務な生活に別れを告げた(アメリカ人の同僚は「今まで相当苦しんだんだから、(中指立てて)”Bye, mother fuckers!”ってみんなに言って辞めればいいね!」と言っていた)。ネット上でフランスにいる日本人が書いたブログを探すと、ワーホリのイケイケの留学生や、フランス人と結婚したマダムの話が多い。私の場合、フランスでの生活は(ノリノリの若い留学生の生活や、イケメンフランス人に支えられる優雅なマダム生活と比べると)ひょっとしてちょっと特殊なケースかも?


 今後は当ブログでフランス生活で楽しいことや苦しいことをざっくばらんに語っっていく!

 

さよなら白米!

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さよなら桜!

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